eigaを観ない理由
2006年12月17日 日常 コメント (3)終わってみなければ良し悪しが分からないから
でもそれって人生みたいじゃないか?
って思ったよ
しかし今こう思ったわけだけど
小説は一ページ読めば分かるし音楽は一曲目で全体を漠然と掴める
としても
人生だって一ページ目/一曲目で全体を掴めてしまうんじゃないかと
来月成人式
どうしたものか
でもそれって人生みたいじゃないか?
って思ったよ
しかし今こう思ったわけだけど
小説は一ページ読めば分かるし音楽は一曲目で全体を漠然と掴める
としても
人生だって一ページ目/一曲目で全体を掴めてしまうんじゃないかと
来月成人式
どうしたものか
コメント
一文がそれとして完結して、
独立した強い意味をもつことがある一方で、
作品全体として、具体的に「この箇所」と指せないながらも、
確固たるテーマをもつこともまた然り。
さらにその全体的なテーマの中で、
独立して意味を担っていた部分部分が別の意味をもちはじめる…
だから、「1ページ読んで分かった」こととは別に、
「全体を読んでみて始めて、おぼろげに見えてくること」もあるはずです。
さらに、ある程度の時間的感覚をおいてあらためて読み返したときに、
以前に読んだときとは異なる発見をする、作品自体は何も変わっていないのに。
そこから、当時からの自分自身の変化に気付かされる、
そういうことも、決して珍しい話ではありません。
作品の質如何にもよるとは思いますが、
基本的に、映画でも、音楽でも、絵画でも、造形でも、
同じようなことが言えると、個人的には思っています。
人生も、ほんの一瞬のエピソードがその人の人生を象徴することもあると同時に、
その人の人生全体を振り返る中で、個々の出来事に新たな意味づけがなされていく、
あるいは、自身の経験に対する解釈も、年を経るにつれて変化していく。
記憶の内容そのものが変化したわけではないのに…
成人式、おめでとうございます。(まだ早いか)
映画に関して
は
「パーフェクトストーム」っていう映画を観て
それが劇的(!)につまらなかったのがトラウマになっているからかもしれません
一度観てみれば分かると思います
もちろん最後まで
語弊があるし
むっとするかもしれないことを詫びながらですが
Rin氏のコメントは日記の本文より面白いですね
ポジティブに捉えてください
ありがとうございます
ところで僕が19才を毎年繰り返したいと思うのは
死ぬことが死ぬほど怖いからかもしれません
いえいえ、おっしゃるとおりです(笑)
自分でも、上のコメントを書きながら、
「普段の日記とのギャップがデカイよなぁ」
などと考えていたくらいです。
最近、ますます惰性で書いてしまっているので、
これを期に、少し心を入れ替えてみたいと思います。
映画に限らず、作品との相性というのはどうにもならないですよね。
個人的には、ハリウッド映画には食欲すら湧きません。
+さんとの相性がどうかは分かりませんが、
ミニシアター系の映画とか、たまには、
一か八かで観てみると、思わぬ収獲があることもあります。
ちなみに。
「死ぬことが死ぬほど怖い」のは、動物として自然なことだと思いますよ?
むしろ、変に達観して「死を恐れない振り」なんぞするよりは、
よほど健全なことだと思います。
以下は、さる名僧と言われた人の辞世の言だそうです。
「死にともな。死にともな。ほんまにほんまに死にともな。」