感情のせいで死にたくなるとき
僕は理性を呼び起こす

ロミオとジュリエットで
ロミオだけが生き残る話を思いつく
残された彼はジュリエットを忘れることはない
死ぬまでジュリエットを愛し続けるだろう
だけどそれでもいつかロミオはジュリエットじゃない女の子と恋に落ち
そして婚姻して子供を作るだろう
もちろんジュリエットが生き残る話でもその逆になるだけだ

物語は死なない
彼らは死ぬ
もしくは彼らは死なないが物語は死ぬ

僕たちは物語のために生きているわけじゃない
何もかも無かったようなフリをしながら動物としての本能を果たしていくだけだ
そういうことに救われている
僕たちが所詮動物で何もかも打算のうえで行われたこと
と考えることができるから正気を保っていられる

コメント

2007年5月4日8:50

愛のために死ねるなんて素敵。

でも現実はそれで終わりにならなくて、

「二人とも死んでしまいました」で、エンドクレジットじゃなくって、嫌になるくらい続いていくんだよね。
永遠を感じられるくらい。

忘れるってのは、ある意味必要なことなのかもしれない。

生物として生きていく上で。

yanaka
+
2007年5月4日12:01

でも忘れられないみたいです
こういうのっておかしいと思いますか?
相手もずっと忘れないっていう確信があるのは

2007年5月4日15:12

おかしくなんかないよ。
むしろ現実的じゃなくて夢みたいで素敵。

夢くらい見れなきゃ、ツブレちゃうわ。
だからロミジュリなんて物語が廃れずに今日まで来たのよねぇ…

夢が現実になったら一番いいんだけど、そうもいかないから、諦めて生きていくんだよね…

死者は生き返らないけど、そういうの、ちょっと淋しい。

yanaka
+
2007年5月5日10:38

少なくとも
今まで好きだった女の子のことを
僕はいまもよく覚えています

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