2007-09-17

2007年9月17日 日常
本当のことを口に出すと、それは本当のことじゃない気がする。

たとえば「俺はセックスがしたいだけだ」って言ったとき、それは真実だけど、背景の無い風景画みたいだ。
失望から始まって、背徳で続いていく。

僕が感じてきたこと、経験したこと、すべてを語りだせば本一冊じゃあ済まない。もちろん、セックスしたい、だけじゃない。
本当に本当に本当に本当に好きなひとに抱きしめれられて、唇を重ねると見えないはずの粒子がすべてを突き抜けていくのが見えてしまうような、そういうことを本当は望んでいる。
ただただ、シンプルさを失った世界だと、そういうことは蛆虫の群れのなかに手をつっこんで、偶然を期待して、それでも目がつぶれても探しつづけることみたいだ。
泣きそうになって、「お前らなんかみんな死んじまえ」って叫びだしたくなるようになっても、それでも。

なんてね。
僕の涙を拭うだれかは何かを裏切りつづけて汚しつづけてる。
それでも、だ。

追記
純粋に性欲が溜まってる、っていう面もある。
もちろん、ひとつの面で、全部じゃない。

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