2007-12-11
2007年12月11日 日常 コメント (4)生活が空転してる部分と凄い勢いで進んでいることの両方がある。
電車乗ったら、世界の国名と首都を抑揚の無い声で諳んじているひとがいた。
車内のシートを横向きに座って。両手の指を動かしていて、指を凝視しながら、声はその車両全員に聞こえる程だった。機械の自動音声のような唱和が印象的で、古いカセットテープみたいにときどきつっかえていた。
僕が電車を降りるときに、彼は中東の首都の名前で何度もリピートしていて、確かに、その続きは難しそうだった。
彼が神聖な人物なように僕は感じた。
社会に生きる僕達の生き方を矮小にしてしまいそうだった。
電車乗ったら、世界の国名と首都を抑揚の無い声で諳んじているひとがいた。
車内のシートを横向きに座って。両手の指を動かしていて、指を凝視しながら、声はその車両全員に聞こえる程だった。機械の自動音声のような唱和が印象的で、古いカセットテープみたいにときどきつっかえていた。
僕が電車を降りるときに、彼は中東の首都の名前で何度もリピートしていて、確かに、その続きは難しそうだった。
彼が神聖な人物なように僕は感じた。
社会に生きる僕達の生き方を矮小にしてしまいそうだった。
コメント
きっと私です
っていうかバルト三国といえば、ロシアの格安の製品を密輸入して大儲けで話題の国々じゃないですか。
そういう商売上手ですか。
話題が膨らむように切り返すのがさすがだなと思いました笑
大もうけの話は判らないけど、
露店でソビエト時代の骨董品を高値で外国人に売りつけてたのは見ました
僕の旧共産圏のイメージは、四角くて白い箱みたいな工場の回りを、ススキのような草原が囲む絵で、それは少し懐かしくてやさしくて悲しいですね。