23:59
金原なんとかのAMEBICを読み終えたあと、それに触発された文章を小説に加えたあと、

スターバックスとツタヤが複合したそこで残りのカプチーノを飲み干そうとしたとき、3席開けた椅子に異常に綺麗な女の子が座っていて、こっちを一瞬眺めて、それから、神経質そうにipodの曲を進めたのか戻したのか、それから何かの黄色の用紙と白い用紙を仕切り直すみたいに、重ね合わせて、ペンをくるっと回した。

飲み終えて、そこを立ち去ろうとしたとき、僕が歩きながら首だけ振り返ると、その子が僕を眺めていて、いつだって、そういった種類の切望するような見つめられ方をされると、僕はどうしようもなくなって、そのあと、このことをここに書こうと思った。

僕の小説に出てくるのが、魅力的な女の子ばかりだけど、彼女達は一人も浮世には存在しないみたいだ。もうちょっと、地に足の付く軸が欲しい。

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