2008-02-02の夜
僕はその男と自分を置き換えて考えてみたけれど、
そんなの耐えられないと思った。
ダサすぎる。

正直しんどかったけど僕はそばにいないとしても、今頃セックスしてんだろうななんて考えて、
つーんってなってしんどくなって泣きそうになったけれど、気持ちがあるならそのほうがましだ。
少なくとも、その男よりかは俺のほうがずっとましだ。
子鹿と別れたのは正しいけど、僕はまた剥き出しになった。

でも、本当に辛かったし、いまも辛い。

どっかの哲学者が「正しい世界が存在していて...」って言っていたけれど、そう言った気持ちが分かる。
歪んでいる醜悪な世界だ。この世界では、自分への敬意を全く偽らずに保つことはとても難しい。
感受性を殺せば、うまく世間を渡っていけるって今でも考えてる。

よかったことは、帰りに音楽を聴いていて、すごく楽しかったこと。音楽を聴いていて感情が揺れたのは久しぶりだった。
感動が無いなら死んだほうがましだ。
子鹿と付き合っていたあいだ、感情は無表情で、僕はひどくつまらない人間だった。

自分や他人に対する失望や幻滅を高慢さに置き換えてる自分は、きっと器が小さいんだろう。

誰でも恋愛するってことは偽善的になることだし、軽薄になることだって分かってるけど、恋愛しないのも違うと思う。
おまんこできれば何でもいい、って言う度に自分を傷つけてる。できればやめたい。失望も軽蔑もやめたい。傷ついたら、それはそれでしょうがいないんじゃないかって。

あぁー、でもほんとしんどい。これって自分を棚にあげてるって、分かってても辛い。
なんで、みんな好きじゃない相手で妥協したりするんだ。
なんでもっと欲しがろうとしないんだ。
格好悪い。俺もその女の子もみんな。

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