自分の昨日の文章を眺めてて、その文章を書いたあと、僕がクラブの隅のトイレ前で一方的に殴られたことを思い出して(さっき鏡を眺めると所々青くなっていた)、そういう意味じゃないんだよな、って笑った。
ちなみに、僕は殴られたりするくらいでは怒ったりはしない。

僕のとてもとてもとてもとてもとても、もう言葉では表現できないくらい好きな人(女性ではない)に好意を直接的に伝えることができた。
女の子への恋よりもずっと深い気持ちで、手をぎゅっと握ったとき、僕は全身が溶けそうになるほど暖かい気分になった。
もうどうすればいいのかわからなくなって、とりあえず手元の酒を飲ませた。
愛情が触れることのできる形をもったものだったら、手元にある愛情をを抱えてどうにか渡そうとしたと思う。抱えることすらできないくらい大きな愛情だから、きっとそれはできなかったろうけれど。
僕は、いつかその愛情を形にして、伝えるだろう。

クラブの入り口で女の子二人が話していて、片方の身体が僕に触れて、酔っ払っていた僕は腕をそのまま下げて、避けることはしなかったけれど、向こうも避けようとはしなかった、しなかったどころか、肩から腰、お尻まで腕にぐっと近付けるように当ててきて、どうしようかと思った。

良い意味で大人になるっていうのは、曖昧さを許すことだと思う。
矛盾せずに生きていくなんてできないのが、人なんだから。
それに、厳密になるほど苦しくなるし、いつだってそういう態度は誰も幸せにしない。

これは一種のタブーなんだろうけれど、僕は僕のことを好きな人が好きだ。
僕は人の好意を感じ取ることに関しては、たぶん異常に冴えている。
だからこそ、それが減っていって無くなってしまうことが怖い。
無くなる種類の好意と、無くならない種類を見分けることに過敏になるのも、僕にとって重要だからなんだと思う。

コメント

せりか
せりか
2008年3月10日9:39

>僕は僕のことを好きな人が好きだ
あら、あたしもそうですけど 笑

yanaka
+
2008年3月10日21:49

そうですか。
幸せなフリをするのは本人以外誰も気付いてなかったとしても、一番みじめですよね。

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