2008-04-03
2008年4月3日 愛だの恋だの男だの女だのと翻訳欲しいものを欲しがることと、嘘をつかないことと、人を傷つけないことの、そのどれかを選べば、残りを捨てることになる。
夜中、クラブで、綺麗な既婚者の女性と話した。
「若いんだから、4股でも5股でもすればいいのよ。」
旦那より早く家を出て、遅く帰ってくる彼女は、着たい服を着たい、と言って、自分の手取りが旦那より多くても、生活水準を落とす気はないとか、部屋でジャージ着るような女になりたいくないとか、結婚と恋愛は別とか、不可解でもない既視感を感じながら、その豪胆さが、負い目を感じながら暮らしている女々しい自分が矮小に思えた。同時に、そのひとを尊敬してしまった。いや、前から僕は、そういう種類の女性を尊敬していた。その高慢な態度や、欲しい物を躊躇せずに欲しがる茶色い目の色に憧れていた。
「私、男だから、付き合うって言われたら?旦那いるけど、それでもいいなら、ってはっきり言うと、みんな逃げてく。」なんてことを笑いながら言っていて「でも、んー、凄く良い女だと思いますよ。」と真剣に伝えたら、「ありがとう。」。それとか、「若いころ玄人とばっかり遊んでると、素人がよくなってくる。」とか、「男を買ったことがある。売ったことはない、遊んであげたことはある。」とか、「年下の旦那が可愛い」とか。
あいにく、彼女と連絡先を交換しなかったし、デートの約束もしなかったけれど、その会話には100人の女の子とデートすることより意義と価値があった。
人は自分に足りない部分を他人に求める。
夜中、クラブで、綺麗な既婚者の女性と話した。
「若いんだから、4股でも5股でもすればいいのよ。」
旦那より早く家を出て、遅く帰ってくる彼女は、着たい服を着たい、と言って、自分の手取りが旦那より多くても、生活水準を落とす気はないとか、部屋でジャージ着るような女になりたいくないとか、結婚と恋愛は別とか、不可解でもない既視感を感じながら、その豪胆さが、負い目を感じながら暮らしている女々しい自分が矮小に思えた。同時に、そのひとを尊敬してしまった。いや、前から僕は、そういう種類の女性を尊敬していた。その高慢な態度や、欲しい物を躊躇せずに欲しがる茶色い目の色に憧れていた。
「私、男だから、付き合うって言われたら?旦那いるけど、それでもいいなら、ってはっきり言うと、みんな逃げてく。」なんてことを笑いながら言っていて「でも、んー、凄く良い女だと思いますよ。」と真剣に伝えたら、「ありがとう。」。それとか、「若いころ玄人とばっかり遊んでると、素人がよくなってくる。」とか、「男を買ったことがある。売ったことはない、遊んであげたことはある。」とか、「年下の旦那が可愛い」とか。
あいにく、彼女と連絡先を交換しなかったし、デートの約束もしなかったけれど、その会話には100人の女の子とデートすることより意義と価値があった。
人は自分に足りない部分を他人に求める。
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