2008-05-15

2008年5月15日 日常
電車で知っている女性が向かいの席に座ってた。
最初見た時、高給取りの27,8才くらいの仕事のできるスーツ着た女風で、独特の浮き方(そう見えたのは俺だけかもだけど)してて、薬指の気の効いた(効きすぎていた)指輪がやたらと気に障るなぁ、なんて思って10分くらい経って誰か気付いた。
光の角度で凄い疲れてるようにも見えたし、バイタリティがあり余ってるようにも見えた。ひどく幼くも見えたし、とても老けても見えた。これといって特徴の容姿じゃないんだけど、惹きつけるものがあって、説明不可能な独特の美しさがあった。少なくとも、周りに居た人達からは違う段階にいた。もしかしたら、指輪がそう見せていたのかもしれない。(僕の持論では身に付ける物が人の品位を変化させることはあり得ない。それとも、それが信じられないくらい彼女には似合っていたからかもしれない。)
声をかけようと思ったけれど、どういった話かけかたをすればいいのか検討がつかなくて、『若き詩人への手紙・若き女性への手紙』になんとなく目を落とした。
世界はあらゆる種類の魅力で溢れている。ただ、かかる橋が無いだけだ。

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