わりと面白かったけど、『叶えられた祈り』のほうが好き。

つか、ああいう強力な現実離れした女性の配役を見つけるなんて不可能だし(ヘップバーンだってけっこう頑張ってたと思うけど、あれじゃ細すぎる(精神的な意味で)し、全身から発光するような女の子は見つからない。)、映画には映画にしかできないことと、小説には小説にしかできないことがあって、『ティファニーで朝食を』は小説にしかできないことをやっていたから、映画と小説が全然別物になってもしょうがないかな。

映画的な映画は、あんまり好きじゃなくて、映画的なマンガ(新井英樹とか)はけっこう好き。
やっぱり初期のカポーティより後期のカポーティが好きだ。
話を蒸し返すけど、『叶えられた祈り』のあの下品さと、滑らか過ぎて、巧過ぎて巧さが伝わらない完成した、あの口語的な文章はやっぱり見習いたい&でも、キャラが立ってるのは『ティファニーで朝食を』のほうかな。キャラはずっとこっちのほうがいい。

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