うさぎドロップ

2010年1月23日 読書
このマンガ、超良いんだけど、どう良いのかは読んで判断してもらえばよくて、それで、読み終えたあと、本当は、自分は、堅苦しい知的っぽい下らないテーマを背景に物語にするより、人との関わりを中心に持ってきたかったのかも、とか、ちょっと考えてた。

手が届きそうで懸命に手を伸ばそうとするのは姿勢ってロマンチックだし、失ったやさしさをそれを必要とする人間に与えることで取り戻す話とかも心暖まるし、火中の栗を拾うを話も素敵なんだろうけど、それは他の人達が今まで散々使ってきた手法だしなぁ。っていうのが、それをやらなかった理由なんだけど(散々やりかけた度に、でもやっぱりこれじゃあ普通の話になる!と、捻じ曲がったできたのがあの小説だ)、他の人がやってることをごった煮にしつつ徹底的にやるっていうのも有りだとも思う。

つか、このままだと、目の肥えた玄人にしか受けない小説になりそうだし(そもそも僕自身が書いてて退屈してくる。かといって作れば作るほど、前述の内容に縛られるからいきなり話を逸らしていくこともできない)、それなら、その使い古された物語の慣用句をコピーして、詰め込まなきゃだよなー。

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