そんな感じで僕と黄色い髪の男は言葉を用いずに仲良くなるわけだけど、そこには見えない社会っぽい感じの壁があったりする。たとえば、僕が黄色い男に話しかけようとすると、彼のファンの女の子が割って入ってきたり、彼のファンの男の子が割って入ってきたりするのだ。別に彼が誰だって構わなかった。あるべくしてある、という様々な事柄。残されたエイリアンと僕は、明け方の道玄坂を二人であるいて、途中のうどん屋でうどんをすする。僕はエイリアンに「おい、それってなんだか、君の脳みそを口から吐き出してるのを逆回転で再生してるみたいだぜ。」って言う。彼は傷つかない。なぜなら、彼(彼女?)にとっては僕なんて興味深い猿の一種に過ぎないし、その気になれば一瞬で僕を文字通り蒸発させることだってできた。爆発させることだってできた。稚気を発揮して、上半身を蒸発させて下半身を爆発させることもできた。でも、そうする代わりに、彼(彼女?)は僕を傷つけることにする。そうしたら、僕の感情を見ることができたらから。一種の実験みたいに。エイリアンが見せた映像は、その髪の黄色い男が、僕が好きな女の子を口説いてる一晩の行動の早回しで、最終的に僕は笑った。その子をAちゃんとしよう。Aちゃんは髪の黄色い男とデートをする。デートをする以前にAちゃんは髪の黄色い男にクラブでキスをされたらしい(Aちゃん曰く「慣れてる」)。それでなんやかんやあってデートすることになって、二人で酒を飲みまくってべろべろに酔っ払って、Aちゃは代々木上原の髪の黄色い男の家に行くことになった。ちなみに、この時点でAちゃんは、そのキスされた時点で、そのクラブの店員の男の子と付き合ってたりしてる。良く出来てる。それで、「Wiiしよう!Wiiしよう!」と髪の黄色い男に誘導されて、家に行く。二人はベッドだかソファだか(そのへんを僕はよく覚えてない)、それに座ってWiiスポーツのテニスを初める。テニスに飽きて、『すべらない話』を観始める。髪の黄色い男は「眠くなっちゃった」とか言ってベッドだかソファだかに転がる。それでどうなったんだっけ?僕は覚えてないや。
たぶん、こんなのことを僕は書きたかったわけじゃない。もっと違うこと。なんだっけ。夢の話。

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