True Religion 3
2010年1月27日 コミューンと記録メモと書くことえっと、なんだっけ?エイリアンが僕に見せた映像の顛末だっけ?それは誰かが傷ついたら揉め事が起きそうだから、書くのをやめようかと思ったんだけど、書いちゃおう。だって、ほら、僕たちがあと100年くらいしたら残るのは文章とエイリアンだけだ。それで『すべらない話』を二人で見ると、男(黄色い髪の、って入力するのがかったるくなったのだ。)が女(Aちゃん、って入力するのがかったるくなったのだ。)を背後からハグ!!賢明なる読者の皆様なら、これは当たり前のことだし、みんなが分かり合ったうえでの展開!!と思いきや、それを分かってなかったのがその女。「え、N田くん(おっと、まぁいいや)、ちょっと展開が早すぎるんじゃない!?」というのが彼女がその時思った後日談でした。「私終電ヤバイから帰るね。」と上着を着始めた彼女。呆然と眺める男。なんとか男は「送ってくよ」と言って、駅まで早足で歩いていく。そこで僕が笑った、その男のひとこと「こんなに本気になったのは初めてだよ」(というようなセリフで僕はよく覚えてないけど、とにかく、そんな感じのひとこと。)。そこで僕はげらげら笑ってしまう。その光景や、その時の彼の気持ちを考えて僕は笑ってしまう。書くまでもないと思うんだけど(だって何が面白いかをわざわざ説明するほどナンセンスなことはないでしょ?)、寄ってくる女の子をつまんで食べてる、大人気のミュージシャンが、うまくいかずにそんな苦し紛れのセリフを言うのがなんか面白かった。すげー笑える。そこでさくっとその子と一発やってたら、まぁ、ありきたりなよくある話で、そのパターンの話もある。これはミュージシャンのK氏(通称ポップマエストロ)で、彼が地方巡業でDJをしていた時に、泊まったホテルで、朝通路を歩いていると、黄色い髪の男が、女の子と一緒に部屋を出てくるところに偶然遭遇してしまう。それはいつもの上手くいった時のパターンだろう。それでさっきの話なんだけど、髪の黄色い男は駅まで送り届けて、改札をくぐったAちゃんを一度も振り返らなかった!とAちゃんは不満を言っていた。そのときの男の気持ちを考えると、沢山の女の子との関係のなかの稀な敗戦のひとつであったにしろ、彼はけっこう傷ついたんじゃないかと思う。ここまでいくと僕の推測に過ぎないけど。ともかく、Aちゃんは度し難いし、彼に抱かれた女の子達は、揃いも揃って女の子特有の自分の都合の良い物の見方を疑わずに信じられる能力を発揮して、私は他の女の子と違って特別だと思ってるに違いないし(というか’他の女の子’という存在自体を思い付かないだろう)、みんな度し難い。「その時、私、中Tくん(おっと。)と結婚してもいいと思ってた。」とAちゃんは言っていた。僕はそれを笑えなかった。
という話をエイリアンは映像で僕にだけ見せてくれる。早回しの最後のシーンには【この作品はフィクションです。登場人物、団体等、実在のモノとは一切関係ありません。】という文章が表示される。
という話をエイリアンは映像で僕にだけ見せてくれる。早回しの最後のシーンには【この作品はフィクションです。登場人物、団体等、実在のモノとは一切関係ありません。】という文章が表示される。
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