アイアン・サンライズ
2010年7月4日 読書
『アッチェランド』『シンギュラリティ・スカイ』に引き続きストロス3冊目なんだけど、この作家のなかで今んところ自分のなかでベスト。まず、SFっぽい専門用語が少ないところがいい!笑
緊張感が最初から最後まで持続できてて、その手法は小説だとチャンドラーとか映画監督でいったらテリー・ギリアムとか使う手法なんだけど(いわゆる"サスペンス"(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9))、それをSFの世界に持ち込んできちんとキャラが立ってるうえに、感情の描き方もきちんとしてた。欲をいえばクライマックスはもっと壮絶にしたほうがよかったっぽい。
それと、この作品は『シンギュラリティ・スカイ』の続編なんだけど、前作のキャラクタとかが出てくると「おぉ」ってなって、愛着が湧くっていうのはあると思った。
あと、最近気付いたんだけど、自分は小説や映画や音楽や、そういう物を全て娯楽として受け取ってるんだなぁって気付いた。自分を飾る手段とかアイデンティティの表現とか流行に同調して群れて楽しむものとか、そういうのには興味がなくて、楽しいとか気持ちいいから触れるんであって、評価として"良い"ということにされている、退屈なものには興味がないんだって気付いた。だから要知識、的なSFも、文学してます!みたいな文壇の内輪のオナニーも難しい言葉でなんちゃら言ってる連中も興味ないと思った。
緊張感が最初から最後まで持続できてて、その手法は小説だとチャンドラーとか映画監督でいったらテリー・ギリアムとか使う手法なんだけど(いわゆる"サスペンス"(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9))、それをSFの世界に持ち込んできちんとキャラが立ってるうえに、感情の描き方もきちんとしてた。欲をいえばクライマックスはもっと壮絶にしたほうがよかったっぽい。
それと、この作品は『シンギュラリティ・スカイ』の続編なんだけど、前作のキャラクタとかが出てくると「おぉ」ってなって、愛着が湧くっていうのはあると思った。
あと、最近気付いたんだけど、自分は小説や映画や音楽や、そういう物を全て娯楽として受け取ってるんだなぁって気付いた。自分を飾る手段とかアイデンティティの表現とか流行に同調して群れて楽しむものとか、そういうのには興味がなくて、楽しいとか気持ちいいから触れるんであって、評価として"良い"ということにされている、退屈なものには興味がないんだって気付いた。だから要知識、的なSFも、文学してます!みたいな文壇の内輪のオナニーも難しい言葉でなんちゃら言ってる連中も興味ないと思った。
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