疲れ過ぎてて女の子を口説くチャンスを失った。
沈んで本屋歩いてる→かわいい女の子が声かけてほしいみたいな雰囲気で間合いに踏み込んで来る→(声かける元気ないし、「ねぇ」「はい」「・・・・・・」「・・・・・・」「いやなんか・・・」「(なにこのひと怖い)」→カフェ行って俺無言or話しても会話続けるのがむずい→声かけといて何これって女の子思う→俺メールする「疲れて参ってたけどまた会いたい」→メール返ってこない→瀕死)→っていう想像して無理だなー
ってなった
お茶に誘ったとして、そこで、無理して会話しようとしてしても自分がそのあとすぐに黙り込んで、会話が続かなくなるのが目に見えてて、女の子が俺が疲れてるのを察して「ゆっくりお茶でも飲みなよ」なんて言って、会話がなくても別に気にしてる様子もなく窓の外の景色を眺めてて、たまに目が合ったら微笑んでくれる。
っていうのはフィクションの世界にしか存在しない善い人間、素晴らしい女の子であって、俺が疲れきってるのを察知して思い遣ってくれる、なんてことを現実の若くて可愛い女の子ができるはずもないのは分かりきってるし、その女の子が、このひと私といても楽しくなさそうだし、私も退屈だし、なんか嫌だな、ってなるのは分かりきってた。
それでいまひとりで家にいる。
それで、僕はこんなお話を書く。
登場する女の子は、カフェで向かいってる、ナンパしてきたくせに全然うまく喋れなくて、疲れきった様子で黙り込んでしまうその男に対して、「けっこう楽しいよ。」ってひとことだけ言ってテーブルに載せた男の手の上にそっと自分の手を載せる。
それから会話はない。必要ないからだ。
そういう小説を書く。現実にそんな女の子は存在しない。だから、そういう小説を書くことに意味と価値がある。
さっきのあの女の子は、この文章を書いているこの瞬間、だれかほかの男に抱かれてるかもしれない。けど、それは別の世界の話だ。俺には関係ない。
沈んで本屋歩いてる→かわいい女の子が声かけてほしいみたいな雰囲気で間合いに踏み込んで来る→(声かける元気ないし、「ねぇ」「はい」「・・・・・・」「・・・・・・」「いやなんか・・・」「(なにこのひと怖い)」→カフェ行って俺無言or話しても会話続けるのがむずい→声かけといて何これって女の子思う→俺メールする「疲れて参ってたけどまた会いたい」→メール返ってこない→瀕死)→っていう想像して無理だなー
ってなった
お茶に誘ったとして、そこで、無理して会話しようとしてしても自分がそのあとすぐに黙り込んで、会話が続かなくなるのが目に見えてて、女の子が俺が疲れてるのを察して「ゆっくりお茶でも飲みなよ」なんて言って、会話がなくても別に気にしてる様子もなく窓の外の景色を眺めてて、たまに目が合ったら微笑んでくれる。
っていうのはフィクションの世界にしか存在しない善い人間、素晴らしい女の子であって、俺が疲れきってるのを察知して思い遣ってくれる、なんてことを現実の若くて可愛い女の子ができるはずもないのは分かりきってるし、その女の子が、このひと私といても楽しくなさそうだし、私も退屈だし、なんか嫌だな、ってなるのは分かりきってた。
それでいまひとりで家にいる。
それで、僕はこんなお話を書く。
登場する女の子は、カフェで向かいってる、ナンパしてきたくせに全然うまく喋れなくて、疲れきった様子で黙り込んでしまうその男に対して、「けっこう楽しいよ。」ってひとことだけ言ってテーブルに載せた男の手の上にそっと自分の手を載せる。
それから会話はない。必要ないからだ。
そういう小説を書く。現実にそんな女の子は存在しない。だから、そういう小説を書くことに意味と価値がある。
さっきのあの女の子は、この文章を書いているこの瞬間、だれかほかの男に抱かれてるかもしれない。けど、それは別の世界の話だ。俺には関係ない。
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