時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
2011年4月2日 読書
映画は観たことあるんだけど「映画よりも激しく、シャープ!」って帯に書いてあって、内容も確かにハラショーにかっこよかった。
こんな小説ほかにある?
まあね、ここで売ってるのは、ミルクに何かプラスしたものさ。ここには酒類販売許可証ってのがないんだけど、モロコに何か新しいベスチを入れちゃいけないって法律はまだないからモロコにベロセットとかシンセメントとかドレンクロムなんてベスチを入れて飲んじゃう。そうすると、すごくハラショーな十五分間が楽しめるんだ。”神さまと天使と聖者たち”がおがめてさ、その一方じゃ、モズクん中でもっていろんな色がバンバン爆発するのが見ていられるってもんだ。それとも、よくいわれているように、ミルクの中にナイフを入れて飲んだっていい。そうすりゃ、すごくナイフみたいにシャープな気持ちになっちゃって、なんかきたねえ遊びがしたくなっちゃうんだが、その晩おれたちが飲んでたのはそんなものだった ってとこからおれの話は始まるんだ。
こんな小説ほかにある?
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