3万文字(400字詰め70枚)くらいの長さの小説を書いてるんだけど、映画観て学んだはずの技を生かせてなくて切ないんだけど、それはともかく、書いてて楽しい小説って割と自分で読んでてもそれなりに楽しくて、でもカポーティが「初期は楽しかったけど、自分の小説を制御しようとしはじめてから小説を書くのが重荷になった。」的なことをインタビューで言ってたんだか、エッセイで書いてたんだか忘れたけど、確か、『冷血』の頃からそういう小説を書いてたらしい。確かに、『冷血』は本格的な小説だったし、『ティファニーで朝食を』の頃の奔放な文章はそれはそれで冴えてるんだけど、迫力のある文章は筆が流れるに任せるような文章とは違うと思った。
とはいえ、俺が小説のことをそれほど生真面目に考えてるかと言ったら、それはまた違くて、うまくできることと真面目にやることは違う話なのだ。まとまらない文章になったけど、とにかく楽しく小説を書けているときは幸せだ。だけど、それだけで満足することもできない。
とはいえ、俺が小説のことをそれほど生真面目に考えてるかと言ったら、それはまた違くて、うまくできることと真面目にやることは違う話なのだ。まとまらない文章になったけど、とにかく楽しく小説を書けているときは幸せだ。だけど、それだけで満足することもできない。
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