プラトーン (特別編) [DVD]
2011年5月2日 映画 コメント (1)
ベトナム映画3本目。『地獄の黙示録』『フルメタル・ジャケット』それから『プラトーン』。そのなかでいちばん好きなのはこれ。
『地獄の黙示録』が芸術に持って行こうとしてなんかグダグダになったのと、『フルメタル・ジャケット』が国が人間を戦争兵器に変えていくシステムを描こうとしたとしたら、『プラトーン』はベトナム戦争そのものを描こうとしてて、それもそうで、コッポラもキューブリックもベトナム戦争には従軍してなくて、オリヴァー・ストーンだけが体験していて、だからこそ、泥や熱帯や蛭や豪雨や短い睡眠やハシシや強姦や虐殺やそういったものを直接表現できたんだと思う。
戦争オタクが持つ夢見がちな幻想がなくて、戦争はネガティブなだけで、意味がない疲弊か暴力か死それだけっていう現実的な容赦の無さがよかった。
だからこそ、最後の主人公がひとことどうのこうの言ったのが余計に感じた。観察者のための物語じゃなくて、そこで何があったかを正確に写し撮ったもののエッセンスだけで十分っていうか。
89点
ちなみに内容とは全然関係ないけど、『煉獄』っていうPSPのゲームがあって、モンハンとアーマードコア足して2で割って刻命館の雰囲気にした最強に面白いゲームなんだけど、その中で俺が終盤使いまくってた武器がプラトーンっていうマシンガンで、やってたとき名前の由来調べてたらこの映画に行き当たった。面白いゲームやりたいひとはマジでおすすめ。
『地獄の黙示録』が芸術に持って行こうとしてなんかグダグダになったのと、『フルメタル・ジャケット』が国が人間を戦争兵器に変えていくシステムを描こうとしたとしたら、『プラトーン』はベトナム戦争そのものを描こうとしてて、それもそうで、コッポラもキューブリックもベトナム戦争には従軍してなくて、オリヴァー・ストーンだけが体験していて、だからこそ、泥や熱帯や蛭や豪雨や短い睡眠やハシシや強姦や虐殺やそういったものを直接表現できたんだと思う。
戦争オタクが持つ夢見がちな幻想がなくて、戦争はネガティブなだけで、意味がない疲弊か暴力か死それだけっていう現実的な容赦の無さがよかった。
だからこそ、最後の主人公がひとことどうのこうの言ったのが余計に感じた。観察者のための物語じゃなくて、そこで何があったかを正確に写し撮ったもののエッセンスだけで十分っていうか。
89点
ちなみに内容とは全然関係ないけど、『煉獄』っていうPSPのゲームがあって、モンハンとアーマードコア足して2で割って刻命館の雰囲気にした最強に面白いゲームなんだけど、その中で俺が終盤使いまくってた武器がプラトーンっていうマシンガンで、やってたとき名前の由来調べてたらこの映画に行き当たった。面白いゲームやりたいひとはマジでおすすめ。
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