今年読んだ小説(?)ベスト3発表

3位
『勇者「魔王倒したし帰るか」』

検索すれば出てきて読めるのでどうぞ
ポップな小説は実際太い骨子と柔軟な筋力があっても表面的にポップだから、シリアス気取りの連中に迫害されやすくて、たとえば、それはアメコミとかSFとかライトノベルとかにありがち。で、これは素晴らしかった

2位
『冬のマーケット』

W・ギブスンの短編小説
自分にとって優れた文章の基準としての作品をいくつか持ってて、そのうちのひとつとして基点になった
いま『クローム襲撃』読んでて彼の作品は全部読もうと思ってる

1位
『ニンジャスレイヤー』

検索すれば出てきて読めるのでどうぞ
ポップな小説は実際太い骨子と柔軟な筋力があっても表面的にポップだから、シリアス気取りの連中に迫害されやすくて、たとえば、それはアメコミとかSFとかライトノベルとかにありがち。で、これは素晴らしかった(2回目)
たぶん、この手の小説はマンガも読んで、ゲームもやって、映画もみて、アニメもみて、小説も読んで、っていうタイプの手広くインプットを持つ柔軟な読者にしか評価されづらいと思うんだけど、自分はそういったタイプの読み手だから真価を理解できたっていうのはある。ともかく、読んでほしい。実際面白い


総評
今年は例年に比べて不作だった
好奇心がそれほど働いてくれなかったっていうのもあるし、自分自身の想像力にいたっては失業してたからっていうのもある。そもそもあんまり本読んでなかった
小説とか作り話に絞らないなら『オウム帝国の正体』が滅法面白かった。読んだ本のランキングで言えば、上記の0位に加えることができた
来年あたりはオースターの『インヴィジブル』の翻訳か1q84のブック4が出そうだし、それらに期待

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