けっこう面白い
小説って最初の1,2ページ読んでそれで全体の良し悪しが分かるんだけど、これは1,2ページが面白かったから面白い(立ち読みしただけ)
もし、将棋とか専門知識が多少でも必要じゃないジャンルで読む人のページをめくる手を止めさせる要素のない何かで書いてたら読む速度がもっと速くできたかもしれん。駒の動かし方とかを排除して作るのはかなり難儀しそうだけど
この作家に小説にとっての天賦があるかどうかは知らん。がしかし、結局、出力されたものがすべてなんだし、仮に文章のほとんどを別の誰かが手直ししまくってるとか、実際はコネで決まったとか、これより遥かに面白い小説がこの賞を逃してたとか、そんなこともあったかもしれないし(それともそんなことは全く無かったかもしれない)、小説は比較的安全な世界なんだと思う
最近、夜読み始めて、気付いたら朝を迎えてるような小説を読んでないので読みたい。セックスと読書は同じだ。真に優れていたら、時間が消えてなくなる。
追記
最近、かわずくんの日記で将棋の話書いてあって、コンピュータ対人間の話題があって、終盤で指す手が少なくなると、コンピュータが強くなるって、まぁ当然といえば、当然なんだけど、こういうのはどうだろう。
コンピュータに人間を高速で効率よく学習させた棋士(強化棋士とする)対通常の棋士。
強化棋士はひたすらトライ&エラーで、こう打つと負けるっていう手をひたすら教えまくる。逆に言うと、最良の手を打つというより、最良以外の手をミスと判断して、判断速度を機械的な消去法でeラーニングみたいな感じで覚えさせる。具体的に言えば、吸収力と集中力が異常に高い幼少期に棋譜から逆算した良い手のみを覚えさせる。結果的には序盤はどうすればいいのか分からないけど、機械的に勝てるパターンに入った瞬間にそれが100手後の手であっても手順に沿って打つ棋士を作りあげる、というのはどうかと思った。それなら機械に直接打たせろよっていう話になるんだろうけど、ここで気になるのは、そうやって機械的に悪い手と良い手を膨大に逆算して覚えさせられた子どもは、美しい手か醜い手かを感じるようになるんじゃなかってこと。
話はすこし変わる。これは自分の経験則に基づいてる。直感の話。直感っていうのは沢山のトライ&エラーで何が◯で何が×というのを理屈抜きで覚えることができる。むかしモスバーガーで糞みたいなマックジョブをしてたころ、レジ打ちで来店した客が煙草を吸うかどうかを顔を一瞬みただけで分かるようになった。嘘のように思えるなら試してみればいい。「灰皿ご利用になられますか?」で相手は使うか使わないか答えるだけの作業を、3ヶ月くらい繰り返すと、的中率が90%を超えるくらいまで判断できるようになった。それがどうしてかは分からない。理屈抜きで客の顔を観ただけで吸うか吸わないかが分かるようになる。これと同じことを、コンピュータに高速で◯×ゲームをさせるだけで直感的に理屈抜きの将棋ができるようになるんじゃないかって本気で思ってる。もちろん的中率が100%になることはないとしても、考えずに、感じるだけで将棋を神がかった強さにできるんじゃないかと思っている。誰か試してほしい。
さらに追記
冒頭の1,2ページ読んだらっていうのは、また別
輸入した食料の検査は一部だけ検査すれば全体がどうなのかほぼほぼ分かるってのと同じ
小説って最初の1,2ページ読んでそれで全体の良し悪しが分かるんだけど、これは1,2ページが面白かったから面白い(立ち読みしただけ)
もし、将棋とか専門知識が多少でも必要じゃないジャンルで読む人のページをめくる手を止めさせる要素のない何かで書いてたら読む速度がもっと速くできたかもしれん。駒の動かし方とかを排除して作るのはかなり難儀しそうだけど
この作家に小説にとっての天賦があるかどうかは知らん。がしかし、結局、出力されたものがすべてなんだし、仮に文章のほとんどを別の誰かが手直ししまくってるとか、実際はコネで決まったとか、これより遥かに面白い小説がこの賞を逃してたとか、そんなこともあったかもしれないし(それともそんなことは全く無かったかもしれない)、小説は比較的安全な世界なんだと思う
最近、夜読み始めて、気付いたら朝を迎えてるような小説を読んでないので読みたい。セックスと読書は同じだ。真に優れていたら、時間が消えてなくなる。
追記
最近、かわずくんの日記で将棋の話書いてあって、コンピュータ対人間の話題があって、終盤で指す手が少なくなると、コンピュータが強くなるって、まぁ当然といえば、当然なんだけど、こういうのはどうだろう。
コンピュータに人間を高速で効率よく学習させた棋士(強化棋士とする)対通常の棋士。
強化棋士はひたすらトライ&エラーで、こう打つと負けるっていう手をひたすら教えまくる。逆に言うと、最良の手を打つというより、最良以外の手をミスと判断して、判断速度を機械的な消去法でeラーニングみたいな感じで覚えさせる。具体的に言えば、吸収力と集中力が異常に高い幼少期に棋譜から逆算した良い手のみを覚えさせる。結果的には序盤はどうすればいいのか分からないけど、機械的に勝てるパターンに入った瞬間にそれが100手後の手であっても手順に沿って打つ棋士を作りあげる、というのはどうかと思った。それなら機械に直接打たせろよっていう話になるんだろうけど、ここで気になるのは、そうやって機械的に悪い手と良い手を膨大に逆算して覚えさせられた子どもは、美しい手か醜い手かを感じるようになるんじゃなかってこと。
話はすこし変わる。これは自分の経験則に基づいてる。直感の話。直感っていうのは沢山のトライ&エラーで何が◯で何が×というのを理屈抜きで覚えることができる。むかしモスバーガーで糞みたいなマックジョブをしてたころ、レジ打ちで来店した客が煙草を吸うかどうかを顔を一瞬みただけで分かるようになった。嘘のように思えるなら試してみればいい。「灰皿ご利用になられますか?」で相手は使うか使わないか答えるだけの作業を、3ヶ月くらい繰り返すと、的中率が90%を超えるくらいまで判断できるようになった。それがどうしてかは分からない。理屈抜きで客の顔を観ただけで吸うか吸わないかが分かるようになる。これと同じことを、コンピュータに高速で◯×ゲームをさせるだけで直感的に理屈抜きの将棋ができるようになるんじゃないかって本気で思ってる。もちろん的中率が100%になることはないとしても、考えずに、感じるだけで将棋を神がかった強さにできるんじゃないかと思っている。誰か試してほしい。
さらに追記
冒頭の1,2ページ読んだらっていうのは、また別
輸入した食料の検査は一部だけ検査すれば全体がどうなのかほぼほぼ分かるってのと同じ
コメント
最初はちょっとずつ読み進められれば・・・、
なんて思っていましたが、自制が利かなくなってついつい
読み切ってしまいました~。
最近、「サラの柔らかな香車」で人気出てきたんでしょうか、
↓のサイトですごい詳しく橋本さんを解説してるのを
みつけてしまいました。
www.birthday-energy.co.jp
これから数十年間は、作家業一筋ですすむ覚悟があれば、
それなりに活躍が期待されているそうです。
続編楽しみです。
文庫が出たら読むかもです