AVがどうのって書いた後に書く話でもないけど、ずっと前からウェブログ読んでるひとがパートナーと別れたって話を読んで、最初読んだ時自分も辛くなるだろうからって時間を置いて今全文読んだけど、やっぱり胸を裂かれるような気持ちになった。自分の身体の一部のような心の一部になってるひとと別れるのは辛いし、ある意味でずっと身近だったひとの心の痛みは自分のことのように感じるだろうと思っていて、実際そう感じた。

とはいえ、我が身に照らして考えると、まぁ浮気はしょうがないよねって思ってて、浮気したら別れるからって言われてるところまで来てる自分と合わせて考えると、女のひとにとってはともかく、男にとって本能的にひとりの相手とだけっていうのは無理がある。それはどうがんばっても理解を得られないだろうけど、男が色んな女と寝たがるのは女が幸せな家庭を築きたいっていう本能と同じようなものだから(難しい話じゃない。古代から続く作業についてのロジックが産み出した本能。男は相手の女の子どもが自分の子どもか知る術がないのでとにかく色んな女と寝ようとする。女は子どもを育てるには手間がかかるから自分と子どもを長期間大事に守ってくれる相手を探す。)、どうしようもないと思った。できることはあんまりばれないようにして、もしばれたら平謝りするくらいのことだけなんだろうけど。
俺の周りのカップル連中もだいたい一緒になって1年くらいでセックスレスになって、それでもどうにか折り合いつけるか、それができなくて別れるかって感じだった。お決まりのようにセックスレスにみんななるから、精神的な問題じゃなくて、魚が泳いだり鳥が飛んだりするような問題なんだろうと思う。
この問題がどうにかできるとは思えないけど、そうなっているものをそうなっていないもののように対処するのは、どういった形であっても無理が生じてしまう。

ただひとつはっきりと自分の意見を述べるとしたら、愛情とセックスを全く別のものとして考えるべきだってこと。これももちろん無理のある考え方だけど、いちばんの妥協点だと思ってる。そうじゃないなら、1年ごとに"愛する"相手を変えて生きていくほかない。

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