20191114

2019年11月14日 日常
モラルとか道徳とかってかなり曖昧というか個人差があるうえにエゲツない形状をしていることがよくある

浮気は絶対しないって考えのひとが借りたお金返さないとか
酒で迷惑かけるのはクソって言ってるひとがドラッグやったりとか
信号無視は絶対しないひとが約束を3回連続でドタキャンするとか

しかも何が面白いって彼らのなかでは自分自身は"正しく間違っていない人間"という認識になっている
それを友達に話したら「自分を間違った人間と思いたい人はいない」と返された
それはそうかもしれないしその通りなんだろう
そもそも自分が間違った考えや間違った行動をしているという前提で思考したり行動したりするのは誰にとってもかなり難しいこと(というかほぼ不可能なこと)だと思う

男友達何人かで飲んだ時に既婚者の友達何人かにどこからが浮気かって線引きを聞いたらそれぞれ全員が違う回答をしていた
つまり全員が違う答えを出したってことはつまり絶対的な線引きなんてなくてあるのはそれぞれの自分ルールだけ(あったとしてもせいぜい法律的な解釈だけであってそれでさえも時代や場所で全く違う(調べれば分かるけど本当に全然違う))
そのうえさらにみんなそれぞれ"自分こそ正しい"とその尺度を信じている

そういうことにウケる反面絶望的な気持ちにもなる
相互理解なんてものはある面ではほぼ不可能でできることは"相互妥協"とでも言えばいいのかそういう取引じみたものしか残らない
エゲツない形状っていうのはそういうこと

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