1
フロアの暗がりの中で、緑のワンピースは真っ白に見えて、彼女がこちらを振り返るシチュエーションが、すこしロマンチックだと感じた。

2
今週の木曜、切符買おうとしたら、50円を落としてしまって、おばあさんの足元に転がっていって、それを取ってくれると見せかけて、おばあさんの財布に入っていったこと。を、ここに書こうとしてたの思い出して、いま書いてる。

3
pedroってミュージシャンのアルバム聴いて、ぱっと聴いた感じ、ぐっとくるんだけど、よく聴いてると骨子にメロディーが通ってなくて、修飾語だけの文章みたいで、買わなかった。

4
まばたきをしたら、画面が一瞬ピンクに光って、サイケデリックだ。

5
「要するにさ、交際、結婚、妊娠、出産、育児、老後、のパッケージをみんな揃って、ねえ、取り繕ってファックと援助交際の取引をしてるだけだよ。俺は、そのパッケージングが気持ち悪いって感じてて、たぶん頭で考えすぎたのが、感覚にまでなった。そういうことだよ。愛情を結ぶだけでよかったんだ。本当に許せないのは、好きじゃない相手を好きだって、自分を騙して、相手を騙して、でもお互いに気付いてるのに、気付いていることに気付いてないふりをして、それをお互いに分かってて。寝たり、好きだって言ったり、そういうことだよ。気持ち悪いよ。そういう連中ってさ。大抵の『恋人』たちはそういうもんだけどね。うんざりする。気持ち悪い。」
そんなようなことを30分かけて喋って、それから、例外じゃない自分に気付いて死にたくなった。
出口があっても、出たあとに入り口が見つからないのが怖くて、口先ばっかり。惨め。

6
中学生のとき、僕はもっと勇敢だった。もっと傷付きやすくて、もっと不器用だった。
臆病になって、器用になったふりをするようになって、歪んで、傷を隠すのが上手くなった。

何かに押し込められるような感覚で、ひどい気分になると、いつも泣き出したくなる。たぶん、そのうち泣くこともできなくなるんだって思うと、冗談抜きで、文字通り、死にたくなる。

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