大人類へ!

2007年7月22日 読書
書評としては、倫理的な前置きに萎えたけど、論理的な文章で読みやすい。(翻訳のおかげもあると思う、って、書いた人IEだのOEだの開発した人なのね。どうりで論理的。)
インターネット技術の基礎を作ったのがアーパネットで、脳を電脳に組み込む研究をしているのもアーパネットだとしたら、そもそもネットワークの分散技術って、実世界をオンラインに載せかえるためのインフラとして開発されたんじゃないかなぁ*1、とか。
それで、偶発的か必然的かは分からないけど、伏せんとして、googleが誕生したのかも。(ちなみにgoogleの目標は世界中の情報を網羅すること)
っていうか、この本に出てくる意識するだけでディスプレイのポインタを動かせる四肢麻痺のおっさんが、かっこいい。

*1.予算得る名目として、核戦争になった場合でも稼動するシステム、としていただけで。(?)
で、近未来学学習二冊目がこちら。

カート・ヴォネガットっていう作家(この前死んだ。「プレーヤー・ピアノ」がちょっと面白い。)が「専門知識は6週間で身に付く。専門職についてるやつらはインチキだ。」って言っていたのを思い出したんだけど、私見として、金だして買った小説がWeb上のミュージシャンの書いた無料の文章よりつまらないことは、あるな。と思った。(向井秀徳の妄想処方盤、竹原ピストルの思ひ出ドロドロ、など。)

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