chump change

2007年9月14日 読書
「塵に訊け」のジョン・ファンテだと思って借りたら息子のダン・ファンテだった。
長い話。どのくらい長いかっていうとねぇ凄い長いんだよ?
凄い小説。
最初の短編の最初のひと段落だけで、自分好みの小説だって分かった。

魅力的な登場人物に、彼ららしく振舞わせるだけで、優れた小説が出来上がるってことなんだろう。
詰めて考えればそうだよな。
現実は台本を読む場所じゃなくて、行為とそのフィードバックと感情、大まかな環境だけで成り立ってるわけだだから。
で、近未来学学習二冊目がこちら。

カート・ヴォネガットっていう作家(この前死んだ。「プレーヤー・ピアノ」がちょっと面白い。)が「専門知識は6週間で身に付く。専門職についてるやつらはインチキだ。」って言っていたのを思い出したんだけど、私見として、金だして買った小説がWeb上のミュージシャンの書いた無料の文章よりつまらないことは、あるな。と思った。(向井秀徳の妄想処方盤、竹原ピストルの思ひ出ドロドロ、など。)

大人類へ!

2007年7月22日 読書
書評としては、倫理的な前置きに萎えたけど、論理的な文章で読みやすい。(翻訳のおかげもあると思う、って、書いた人IEだのOEだの開発した人なのね。どうりで論理的。)
インターネット技術の基礎を作ったのがアーパネットで、脳を電脳に組み込む研究をしているのもアーパネットだとしたら、そもそもネットワークの分散技術って、実世界をオンラインに載せかえるためのインフラとして開発されたんじゃないかなぁ*1、とか。
それで、偶発的か必然的かは分からないけど、伏せんとして、googleが誕生したのかも。(ちなみにgoogleの目標は世界中の情報を網羅すること)
っていうか、この本に出てくる意識するだけでディスプレイのポインタを動かせる四肢麻痺のおっさんが、かっこいい。

*1.予算得る名目として、核戦争になった場合でも稼動するシステム、としていただけで。(?)

2007-06-29

2007年6月30日 読書
ドラゴンボール全巻読破した。
テネシー・ウィリアムズの3部作を読破。欲望という名の電車読んだのいつだっけ。とにかくこのひとの話は面白い。

日よー日に靴屋行ったら、あの子はいなくて、僕の後ろを一瞬よぎったシフト製を追いかけて、ボコボコに殴りつけて、原型が無くなるまで痛めつけたあと、葉巻に火を付けながら、動かなくなったシフト製を見下ろして、明日も靴屋に来ようと決めた。

ゾーイーの出てこない「フラニーとゾーイー」みたいなこの世界で、僕は酒を選ぶほど失望していないし、死ぬことを選ぶほど想像力が無い(もしくはある)わけでもなかった。選べたのは、満足するまで試すことだけ。

ハードボイルドを勉強しようと決めて、webを跳ねてたらこんな文章に会った。

で、最近知ったんですが、なんとチャンドラーの「長いお別れ」が村上春樹訳で出るんですと。(今年中かな?)

 これはなー、ハードカバーでも買わずばなるまい。なにしろ、「羊を巡る冒険」の原型になったと言ってもいい小説です。(作者本人もどこかでそんなことを言ってました)。これを村上訳で読めるなんて、なんというか、山下達郎のカバーしたビーチボーイズの曲を聴くようなもんですよ、みなさん。


なんて文章読みながら、山下達郎は神がかり的に歌うまいよな。なんて、それは関係なくて、乳離れする前に、内臓までしゃぶり尽くすまで学ぶことがある。(母乳が恋しくならないためにも)ガイドが必要な場所まで行く必要がある。

そこまで行ったら、まったく違う種類の胸に飛び込もう。
たとえば、部族の肉を喰うことでその力を得ようとするように。

花男

2007年6月12日 読書
ISBN:4091857310 コミック 松本 大洋 小学館 1998/10 ¥900

「松本大洋のマンガで何が好きか?」っていう話になって、これをあげたんだけど、そのひとはピンポンが好き、っていう話。

作者の書くテーマがいくつかあって、ヒーローの不在や、父親からの愛情への乾きとかがあって、松本東洋の本を古本屋で偶然手に取って買って読んだら(最初見たとき名前の由来かと思った。)、無頼的であまり父親に向かないような思想家的な人物が写されていた。

彼は、いろいろな意味で松本大洋に影響を与えていて、ナンバーファイブの中では天才科学者で、作られた息子達はpapaに逆らえなかったり、花男のなかでは、家庭を顧みない中年になっても夢を追いかけ続ける男だったりする。

そういうのを踏まえて、この本が好きだ。とても切実で。
きれい

RIN

2007年3月10日 読書

高慢さが生まれる理由は・・・・


これも面白い
前編のSUGARも同様

つまんない話で時間を減らすのは自分を軽蔑することだと思ってる
@マンキツ

面白過ぎ
読んだほうがいい
ハマる
今日はこれを買って
帰りの電車で熟読した

ちなみにサブタイトルは
「なぜか男を魅きつける150のテクニック」

護符のつもりで
「やばい。いま俺、テクられてる!」みたいな
「誘惑される意志」という本を読んでいる

「株式投資の未来」というアメリカの大学教授が書いた本も平行して読んでいる
1957年にフィリップモリスに$1000投資して配当も再投資に回していれば2003年には$4626402になるらしい
その4分の1のリターンだとコカコーラは$1051646だ

たしかにマルボロを吸う人が世界中から減っていくことなんて考えられないしコーラが無くなるっていうのも想像し難い

そういえばマイケル・ジャクソンはその資産をビートルズの曲の販売権に変えて持っているんじゃなかったかな
この話を読んで今日は泣いた
とりあえず絵のネタを探すのが作業的になってきた

’ええ感じ’になったスタバの店員とは相手の気持ちを探りあう段階ですが今月中にはメールアドレスとかを聞きたいです
昨日の32時に起きたから天井から伸びてきているチョコレートにしゃぶりついていたけれど力を感じない気がした
触れ合っていない瞬間が長く続いていた予定でも力付くで離れていたあの個には何も求めなかった
1800秒につき一度の無呼吸状態で10秒後から始まって5秒で終わる明晰さは隣に座った彼女の隣に座っていた彼の魂だ

kiki の発言 :
はーい
卵 の発言 :

plus の発言 :

卵 の発言 :

plus の発言 :

kiki の発言 :

plus の発言 :

kiki の発言 :

卵 の発言 :

kiki の発言 :
のおぱまるぴょん
卵 の発言 :
かわいい風味
kiki の発言 :
んーんーーー
plus の発言 :
ありがと
卵 の発言 :
ました
plus の発言 :
イーノびびってる
plus の発言 :
へいへいへい
卵 の発言 :
ビビる
kiki の発言 :
さっこーい
ryo の発言 :
わ、わ、わ、わ、わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ryo の発言 :
ども
卵 の発言 :

kiki の発言 :
きたーーーーーーーーーーー
plus の発言 :
やほ
plus の発言 :
ちんこ
kiki の発言 :
うちらわかる?
ryo の発言 :
パソコンつけたらいきなり・・・
ryo の発言 :
すげー
kiki の発言 :
すげー
卵 の発言 :
すげー
plus の発言 :
げーすー
ryo の発言 :
きょんちゃんだー!!!
ryo の発言 :
プラス君だーー!!
kiki の発言 :
そうだぴよ
plus の発言 :
きょんじゃないよ
kiki の発言 :
きょんじゃないよ
ryo の発言 :
なんか楽しい☆
卵 の発言 :
きょんじゃないよ
ryo の発言 :
たまちゃん
卵 の発言 :
きゃわー
plus の発言 :
ないすたまご
kiki の発言 :
ほんとないす
kiki の発言 :
こえだして笑った
plus の発言 :
イーノくんだ
ryo の発言 :
ども
kiki の発言 :
いのっち
ryo の発言 :
いのっちってよくいわれる
plus の発言 :
あそこにイーノくんがいるよ!
ryo の発言 :
なんだよー
kiki の発言 :
苗字かなんかなの?
plus の発言 :
E野
卵 の発言 :
イノハラ
ryo の発言 :
ファイナルアンサー??
plus の発言 :
B野
卵 の発言 :
イノウエ
ryo の発言 :
たまちゃん・・・
卵 の発言 :
イノシタ
卵 の発言 :
りょーくん・・・
ryo の発言 :
苗字をあてましょう
kiki の発言 :
次長
kiki の発言 :
課長
卵 の発言 :
部長
kiki の発言 :
社長
kiki の発言 :
係長
卵 の発言 :
校長
ryo の発言 :
おぃ!!!
kiki の発言 :
けけっ
plus の発言 :
委員長
卵 の発言 :
店長
kiki の発言 :
総長
ryo の発言 :
桃鉄みたい・・・
plus の発言 :
小腸
plus の発言 :
大腸
kiki の発言 :
直腸
plus の発言 :
盲腸
ryo の発言 :
やばい・・、ついていけない
kiki の発言 :
やだやだー
plus の発言 :
そんなんじゃ女の子は射止められないze
kiki の発言 :
イーノくんついてきてー
ryo の発言 :
腸とかもうないし・・・
kiki の発言 :
zeって!!!!!!

江戸川区民

2006年9月30日 読書
これ読んでます
「仮想経験のデザイン」
「ガラスの動物園」
「雨は降るがままにせよ」
が控えてる

そういえば次世代IEはタブブラジングできるみたいですね
ちなみにSliepnirユーザです

ハッピー ¥0

2006年9月18日 読書
買ったのは「欲望という名の電車」だけど
カバー表示させたかったから
青い斑点の場所が違うだけのこちらをチョーイス

ブックオフで50円割引券を使って55円
200冊買っても11000円ですよ奥さん
ラブホに一晩宿泊して異性との濃密な時間を過ごすか
濃密な擬似人生経験を豊富に摂取するか
価値観と選択はそれぞれで優劣なんて無いけど

ところで新潮文庫のカバーデザインはセンスが出鱈目に良い
(前にも同じこと書いた?)
表紙だけで55円払っていい

文学にのめり込む人間は幸せに決して辿り着かない
っていうのが持論で
人間は誰もが必ずしも自分の幸せを願うわけではない
っていうのも持論
人は自分に対して無意識に幸福の自己規制をして
良い方向に進みすぎるのを制限するらしい

昨日ライブハウスの前のベンチで
ポール・オースター「孤独の発明」(105円)を読むのを止めて
物事の価値について考えていた

ともあれ
あらゆる価格が全て0になったとき
人は何を求めるんだろうか
そして気付くんだろう
求める(買う)ことでは満足することができないことを
これは仮定(もしくは希望観測だけど)
与える(売る)ことで満たされるだろう

値段が付いているから欲しくなるのは
資本主義の見えない根本的な問題だと思う
禁止(価格)されていることをしたくなる
強制(労働)されていることはしたくない

もちろんこれは側面の片側だけでフェアじゃない
価格の付いた世界はとても便利で魅力的だ
それでも同時に上に書いた通り僕達は不自由だ
 
 
 
 
 
沢山楽しい遊びを発明しよう
それが価格を得た世界に対する最高の復讐だから

確信

2006年9月10日 読書
松本人志に代わる逸材は
せきしろ

hon-nin
http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7783-1034-9.html
に載ってる
せきしろの小説は出鱈目に面白かった
星の数で言えば5分の3と4の間くらいかな
デフォルト値と変わらず

ポール・オースター曰く
小説技法を磨くには翻訳をすべしとの談でしたが
(「空腹の技法」でオースターが語ったことで
このテキストを翻訳したのは当の柴田氏)
 
 
無意識的に
翻訳のセンスが物を書くセンスに通じているのかどうか
一流の翻訳家すなわち一流の小説家なのか
が凄く気になっていた
(一流の物を書きたいから)

感想は
好みも入れて語って構わないなら
英米文学の洗礼を受けた自分好みの小説で良かった

出版元のサイトで試し読みできたよ
頭にhを付けてC&Pしてくれ
ttp://www.shinshokan.co.jp/sho/sho-latest.html

「夢じゃないかしら」の出だしを読んで即買い

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