「いまオカユが熱い」ってそんな書き出し方あるかよって思いながら読み直してて、最近はあんまり酒を飲んでないことと、割と気持ちが落ち着いていることに気づいた

おそらく誕生日にもらった白いバラ(もうひとつ貰った花はそのままBにプレゼントした)をビンに差してるからだっていうのはキザな表現だろう。この白いバラのほうがBに似てるからって理由で、もうひとつプレゼントしてもらった方の花はBにプレゼントした
Bは添い寝って言って、その渡したほうの濃紺と紫の中間みたいな色の花をベッドに横になりながら隣に置いて見せた
梅の花(俺が知る中でいちばん好きな花)が良かったけど、梅の花は時期(売りまくっている時期って意味で。梅は正月の前に流行らせて売るらしい。小さな花屋は揃って桃を売っていた。おそらく卸か何かが春に桃を売るのをトレンドにしているんだろう。小賢しい真似しやがってって感じ。俺は梅の花が好きなんであって、桃も桜もバラもそれには劣るって好み)が外れていて売っていなかった
でも、もしどうしても梅の花が欲しいならネットでも何でも方法はある。ただ、そこまでしたいかっていうと微妙。適当にそのへんに生えてるのを頼んで枝を一本選定バサミで切って譲ってもらうとかいくらでも方法はある

立てこもりのニュースの前後にニュージャージー州で一戸建ての家がガス爆発で吹き飛んだ映像(映画の映像なんかよりさらに綺麗に吹き飛んでいた。うまく弾け飛びすぎて合成映像にすら見えた)が流れていて、Bは「牛も吹き飛ばされたかな」って言った。ジャージー牛がニュージャージー州にいるんだろうか(調べたら違った。元はイギリスのジャージー島(アメリカの英植民地の名残でニュージャージーと名付けられたので恐らく間違いない)が原産だからで、ニュージャージーとジャージー牛はあまり関係がない。ちなみにこのジャージー島の租税回避地として有名(例に違わず独自の政治が敷かれていている))
海老と鱈のトマト野菜スープパスタ作って、コンビニで買った白ワインをスーパーで買ったウィルキンソンのジンジャーエールで割って飲んでる。正当な名前があるだろうが、これは俺の中で"コンビニの白ワイン・スーパーのジンジャーエール割”だ。
ジンジャエールについてはエピソードがあって、前にTが来たとき、彼はジンジャーエールについては一家言あるって感じだったから、ペットボトルのウィルキンソンは発売当初に味を調整したバージョンは人気がなくて取り下げて、いまは瓶と同じ味をしてるって伝えたら、そんなことはないってペットボトルのウィルキンソンに対する侮蔑をあらわにしたから、聞きジンジャーエールをやろうってことになって瓶とペットボトルを紙カップに入れて飲ませた(後述のようにこれは嘘だ)
泡が違うとか言いながら悩んだ末にTはこっちが瓶のほうと言ったが実際は両方とも瓶のジンジャーエールだった。それを告げるとTは怒ってるように見えた。俺はげらげら笑ったけど、こういう恥のかかせ方はあんまりやらないほうがいいとも自戒した
何かの評論家の舌や見識を試すのは危険な行為だと思った(これについては皆さん本当に深くて良い話だな、と神妙な顔をして読んでもらいたい。俺はいつもみたいに笑ってるだろうけど)

小説書きながら「うち来てセックスする?」ってセリフを書いてから、こんなので実際やるのは滅茶苦茶に遊び倒した30代半ばの趣味:庭弄り(隠語)って感じの女だけだし(最近、女を口説くシミュレーションをすると30秒後にくらい、「うち来なよ」って言ってる。俺みたいなファック猿には通用するだろうけそんな人間(?)はなかなかいない。でも本当にそういうことが最近面倒になってる。どれくらい素晴らしい相手だったら俺は骨を折ることができるんだろうか)、そもそも小説書きながら、俺の小説を読んで共感できるような人間がそもそも小説なんていうみすぼらしい芸術に興味を持つかどうかはかなり難しかった。だってそうだろ?自分のような人間が出て来てその自分のような人間を甘やかしてくれる人間がたくさん出てくる小説をみんな望んでる(みんなリアリティのある辛さなんて望んでない。小説に出てくる逆境が40年後に払われるはずだったが受け取れなかった年金だなんて小説を書いたとして誰が読む)
いずれにしろ、ディズニーの障害者向けトイレでファッキングとサッキング(この表現は前から気に入っていてずっと使ってる)や雪山でスノボやスポーツカーで首都高とかについては分量を減らして、違う何かでそれを埋めようと思った

花の中で具体的にどの花をどのような理由で好きか述べられない人間はファッションだと思う。ファッション花好き。いずれにしろあえてあからさまに明確な唯物的でありながら異常なほど精神的な小説を書いて、表面的に娯楽を与えて、深い場所でもっと邪悪なことや神聖なことを書こうと思う。Do justice

2月24日の日記

2015年2月24日 日常
家の近くのプールは今日も団体利用の予定があって、自分の愚かさを恨んだ。前回スケジュールを携帯で撮ってたにもかかわらず
前に走ったし今日は泳ぎたいって気持ちもあったし飲んだまま残った酒とかカレーとかを片付けたかったから片付けたら腹が減ってきて食べたら走る気がなくなったのもあって、水着持って出かけた

千駄ヶ谷の東京体育館のプールは休館日だった
気落ちして灰色の気持ちで本でも読むかって思ったけど前から行きたいと思ってたプールに行った

新橋から一時間半くらい歩き続けてお台場のあたりまで行って、途中で築地の市場で牡蠣とか卵焼きとか食べて、誰かと一緒に来たいと思った。歩きながらネットサーフしてて、アレキサンダーワンに似てる女医って人物がいるらしくて、アレキサンダーワンに似た女とファックする小説を考えてから、晴海大橋の真ん中あたりで、空は広いのに俺は馬鹿みたいだなーって思った。ただのセックスやただの食事がなんでこんな複雑になっちゃうんだろうって思った。Bに会いたいと思った。こう言いたかった。他の女と繋がりたいのは身体だけで、心も繋がるのは君だけだ。俺は狂ってるし不器用だから君を傷つけるけど、築地に来てまず君のことを思い出したし、他の誰かといても退屈だ。それでも彼女は不快に感じるだろう。有明テニスの森で大学生くらいの連中のラリーを見ながら、何事もままならないと思った

有明スポーツセンターで泳いだ。とにかく人が少ないし水温も暖かいしで最高だった。この水は隣のゴミ処理場の熱を利用したものだ。それで少し世の中のそういう成り立ちを考えて、小説のことを考えて、夢果つる街を半分読んで、カレーうどんを食べて、いま酒を飲んでる
疲れが溜まってたみたいで水に浸けてたカット済みのサラダ(ハムで挟んで食べた)とインスタントのタイカレーとインスタントのナンを食べた(面倒で電子レンジで温めたけど絶対に焼いたほうが美味かった)(寿司のガリ的役割で韓国海苔も食べた)後にすぐにフランキーマシーンの冬の上巻読み終えて、そのまま21時頃にソファで寝てしまった。ゾンビから逃げる夢を見て明け方起きて、ベッドに移動して寝た。カリモクの古家具屋で買った6千円の2人掛けのソファで、塗装が剥げまくっててもデザインと座り心地も気に入ってたけど眠るには適してないのはわかった

誕生日の朝にトマトとレタスと生ハムにマヨネーズと玉ねぎドレッシングで味付けしたのをトルティーヤで巻いたのを自分で作って食ったけど、あれは美味かった
トルティーヤ、生春巻き、ナン、って感じで簡単な世界の食材を食べまくってるけど、次は何を食べようか。お粥とかかな。ピータンとかメンマとかザーサイとか。そういえば昨日は久しぶりに酒を飲まなかった。全然飲む気持ちになれなかった
小説 キャンベル 生春巻き 重畳 価値観
今日はブログ書く代わりに小説でも書くかって推敲なしでさっき描き終えた
いつもならすぐにウェブにアップロードしちゃうけど、習慣を変えようと思って載せてない
これを元にある程度の長さの小説にしてもいい気がしてるけど、そうはしない気もする
オシャレでチャラい恋愛みたいな小説なんだけど、冗談が少し下品で、もう違うように書けるなら書き直そうとも思う
一日寝かせる

今日の夕飯はキャンベルのミネストローネにフィットチーネを入れたスープで、そのままだと味気ないから卵とハインツのケチャップで味付けた
備え付けのコンロを使わず(もともとそんな物買わずにIHコンロ買ってたけどそれがぶっ壊れてるってのもあって)にガスコンロで自室で食っててそれが楽しい。Bの言い方を借りて言えば"ドゥージャス"ってわけ

スープだけじゃ少し胃が物足りなくて近くのスーパーに言ってライスペーパーと12品目のサラダっていう既にカットされてるシャバくてい便利なサラダとハム(チャーシューと悩んだ。チャーシューのほうがよかったかもしれない)と塩のドレッシング買って、プレモル飲みながら生春巻き作って食べながら小説書いた

オシャレな生活したいけど、俺にはできない。すぐに俯瞰視して、「む!オシャレでござるな!!重畳重畳!」って俺の中の武士が横やり入れてくるから。あとオシャレなのって手間かかるし細やかな性格じゃない自分には難しい。せいぜいクリームチーズとトマトにハチミツかけて生春巻きの皮で巻く程度のことしかできない
だから血のにじむような(?)努力をして華麗なる生活(!)みたいなのを維持してる人たちを観ると本当に感心する。オシャレな生活よりセックスレスを解消したりするほうが大事なんじゃないかって俺は思ったりするけど、中イキより大切なことが彼らにはあるんだろう。そうかもしれない。それが価値観ってものだ
昨日は誕生日でBとデートした

前に髪伸ばしたいって言ってたBに思いつきでウィッグ買えば?って言ったら実際に買って、それを付けて来てもらうのと寿司屋行くのをリクエストしてデート
普段つけないカラコンに付けまつげをして化粧もギャル仕様にしてた
最初普段と違くて違和感があったけど見慣れたらめっちゃ可愛くて、おじさんみたいな言い方で君かわいいねぇって褒めた。元々わがままそうで幼い顔立ちをしてるからそういう見た目はとても良く似合ってた
実際途中の駅構内の鏡でまつ毛の具合をチェックしたBを綺麗めのギャルとギャル男が凝視してて、…だろ?って俺は思った

寿司屋で寿司食って、帰りにスーパーに陳列されてた大きな粒のイチゴ(とちおとめ)と練乳を買って、どの店も閉まり始めた地下街でイチゴに練乳をかけて食べた

今日貢ぎまくるからって言ったBにZARAに連れて行かれて服とキャップを買ってもらった。遊びでかけたサングラスは何故か自腹で買わされた
もっと現代的な服を着てほしいと言われたけどその時着てたジャケットだってZARAだった。その下にラコステのセーターと白いシャツを着てたのが問題だったのかもしれない

花を買ってもらって読者モデルの話で盛り上がってたから、神南カフェ行ってペンギンズキスっていうワインをボトルを頼んで閉店で飲みきれなかったそれをBは片手に花って格好でラッパ飲みしてた
自撮りの話をしててBが撮った自撮りが俺の携帯の待ち受けになった。まじで

電車の中でワインを飲みながら酒のあてが欲しくてバラの花びらを向いて練乳をかけて食べた。それは美味くなくて途中からBに俺がそうしてたように練乳を直接吸ってた。練乳を握っていると気持ちが安らいだ。みんなにもそれを試してほしい。バラを食べるのはおすすめできないけど

2人で帰ってどうしてもそう言いたい気持ちになって、結婚しようって言った。もう既にそうしていたけどそれ以上うまく気持ちを表現する言葉が見当たらなかった

2月23日の日記

2015年2月21日 日常
毎日酒を飲むのは中毒っていうより習慣の問題って感じで、習慣と中毒を分けるのはなかなか難しい。毎日こうやってウェブログを残すのが中毒かっていうとそういうわけじゃないけど、やっぱり何か物足りないとは思う気がする

2月21日の日記

2015年2月21日 日常
毎日酒を飲むのは中毒っていうより習慣の問題って感じで、習慣と中毒を分けるのはなかなか難しい。毎日こうやってウェブログを残すのが中毒かっていうとそういうわけじゃないけど、やっぱり何か物足りないとは思う気がする

2月20日の日記

2015年2月20日 日常
今日は朝起きてジョギングした
家の近くのプール行こうとしたら団体利用の予定日だったらしくて、それはしょうがないし融通効かせて走るかって決めて走った
隣の駅まで走っていって帰って来た。往復で3kmくらい
往路は気持ちよく走れたけど復路がきつかったし電車乗って帰ってくればよかったとも思った
とはいえ帰ってシャワー浴びたら気持ちがハイになって、つまんない悩みとか全身にあったうざったい倦怠感が消えて"Do justice"って思った

この"Do justice"って言葉はちょっと説明をするのがだるいんだけど、Xgamesのスキーのナレーションの一部で、前後の文脈は分かんなかったけど、一緒にそれのyoutubeを観てたBがそのダサい言葉を聞いてテンションが上がっちゃって、これは"Do justice"かこれは"Do justice"ではないか、みたいな感じで俺たちのなかで流行った表現。身内のつまらない冗談なんだけど、不思議と心には杭のようにしっかりと残った(恐らく文言はダサいのにやたらと魂に迫るからだろう)

"Do justice"については小説にしようと思ったけどうまくいかなさそうだから止めた。だって小説の締めに"正しきを行え"って入る小説なんてちょっと自分自身への戒めにしてはハードルが高すぎる。実際いまだってビールを飲みながらこれを書いてるわけだし
でも、ちょっと書いてみたい(読んでみたい)気もするし、次書く小説のマテリアルにはしようと思う
iPhone版のcivのプレイ時間はたぶん100時間を余裕で超えてて、おそらくこのシリーズの他のcivに比べたら難易度は低いんだろうけど、難易度最高の天帝モードでセーブしながらなら安定してクリアできるようになってきた(ノーセーブクリアを目指してたけど、アプリがクラッシュする可能性があることを考えるならノーロードクリアを目指すべきだろう)

コツは多くはなくて、1.領地を広げて2.科学力の産出に注力しながら3.自国よりテクノロジーと領土が劣った国の都市を選んで4.その都市の周辺をユニットで領地を埋めて生産を止めさせて5.相手よりハイテクなユニットでラッシュをしかける(もちろんその国の都市を全部占領できるまでそれを繰り返す)
さらに6を付け加えるとしたら、ひとつの国を支配してラッシュで持て余したユニットは次の国へ進軍させて、研究を蒸気機関まで終えてたら巡洋艦をスタックして次のラッシュの際に沿岸砲撃でさらに優位に立てるとか(理想は潜入スキル付きの攻撃力の高いユニット。自分の定石は序盤はカタパルトを軍団にして占領。中盤は潜入スキル大将軍付きのカタパルトの軍団と巡洋艦隊。そのまま制覇できない場合は戦車か長距離砲でラッシュ(この段階で既に相手国は1国しかなくて他国は全部支配済み))、支配した国にはまずユニットの生産ではなく図書館の設立(できたら大学も)をして残りの国に対してとにかく科学力の産出でずっとリードをするようにするとか

さっきやってた時は最初テクノロジーでも領土でも中国に劣ってて、中国やばいと思って小さい国からひとつずつ先述のやり方で片付けて、終盤で中国との2国だけ残って、テクノロジーで同等だけど領地や資源は遥かに優位って状況にして世界制覇した。おそらくCOMには欠けた思考があって、まず自分より軍事力がずっと劣った国が隣国だったら何よりまず滅ぼすっていうとの、前の戦争で鍛えられた手元の練度の高い軍団を持て余さずに次の戦争にそのまま流用する、みたいな思考がないっぽかった(要するに何より現実を模倣した点は、優れた強者は弱者を飲み込んでさらに強くなり弱者はさらに弱くなるっていう点だ)

それで内戦で培った戦力を対外戦争に流用したって歴史の話を思い出した
http://matome.naver.jp/odai/2139910112886892501

ビジネスの世界でも自分より小さな同業他社を買収して、その買収した会社を効率よく経営して元を取るっていう手法はあるけど、それはまた長くなるからおしまい

ウクライナの情勢のことも書こうと思ってた。ロシアじゃアメリカとその仲間達には経済戦争でも実弾の戦争でも勝てないって世界中の国が思い知っているなかで、中国が南シナ海で目立たずに支配を進めているのは興味深い。おそらく水面下で欧米と何らかの手打ちをしてるのか、アメリカ国内とか欧州で政治的か経済的(その両方と考えるのが自然だ)に滅茶苦茶うまくロビーできてるのかもしれない(出来るか出来ないかなんて考える必要もない。沢山の金があればそれだけでロビーはうまくいく)
自分に書けることを考えてる
孤独やその痛み
引力を少しだけ失えば自分は永遠にひとりになってしまうという恐怖。孤独とそうではない状態を分けるのは薄氷という事実

笑う鼠

2015年2月16日 日常
ラットは兄弟とじゃれ合うとストレスに強い個体になるらしい

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO83094230S5A210C1000000/

■笑うことでストレスに強くなる

 笑いが体の健康に役立つことは分かったが、心の健康についてはどうか。大西氏らは、ラットに毎日笑いの刺激を与える「笑うラット」の実験で、継続的な笑いの効果を調べてみた(Neuroscience Letter.(2013); 536:85-89)。「えっ、ラットが笑うの!?」とまずは驚かされるが、実験はこんな風に行われたという。

 生まれて間もないラットを母親や兄弟から引き離して1匹だけで飼育すると、ラットはストレスに対して非常に敏感になる。その“孤独ラット”を2つのグループに分け、一方はそのまま飼育し、もう一方には毎日5分間、お腹をこちょこちょする「くすぐり刺激(Tickling)」を2週間与える。

 ラットはくすぐられると、ある周波数の鳴き声を発する。これは兄弟たちとじゃれ合って遊んでいるときに発する鳴き声と同じなのだという。つまり、その声は楽しさやうれしさといった“快”の感情を表す「笑い声」であり、それを発するとき、ラットは「笑っている」とみなされる。

 2週間後、ラットには気の毒だが、恐怖心を植え付けるための実験を行う。ある音が鳴ると、床に電気が走って「痛い!」と感じるのだ。するとラットは音が鳴っただけで、恐怖を覚え、すくんでしまうようになる。ところが、くすぐり刺激を継続的に与えられたラットは、そうでないラットに比べ、音が鳴っても恐怖ですくむ回数が明らかに少なかったというのだ。

 「毎日継続的に笑っていたことで、恐怖の記憶が薄らぎ、ストレス反応が緩和されたと考えられます。私たち人間もこのラットのように、笑いにつながる“快“の感情を日々重ねていくことで、ストレスをうまく乗り切ったり、心の傷を癒やしたりすることができるようになるかもしれない。日ごろからよく笑うことで、そんな効果を期待できるかもしれません」(大西氏)

2月15日の日記

2015年2月15日 日常
最近本を読んでばかりいる
ウィンズロウの犬の力から始まってトレヴェニアンのシブミ、これからウィンズロウのサトリを読む。次にはハインラインのタブルスターが控えてる。あとフランキーマシーンの冬もさっき注文した
犬の力の上巻はブックオフで買って、あとは全部Amazonで買った古本
面白い作家を見つける作業を横に掘るとイメージしてて、見つけた面白い作家の全作品を読破するのを縦に掘るイメージ
ウィンズロウとトレヴェニアンとハインラインっていう3つの鉱脈を見つけたからひたすらツルハシを振りまくろうと思う

2月14日の日記

2015年2月14日 日常
秘密を作ることは好きじゃないけど秘密を作ることができるのもひとつの能力で、それができないのは美徳ではなく短所かもしれない
BとR(六本木っぽいからRと名づける)で酒飲みに行った

言うまでもなく(Rも気づいていただろうけど)3P狙い(Bはどうかは分からない。がっついてはいないけど、できたら言うまでもなくするって心持ちだったはずだ)で遊びに行ったけど、結論、3Pせずに3人で寝た川の字(俺が二画目でBの腕を枕にしてRの胸に頭をうずめた)

Rは美人で、前会った時(半年くらい前)は原宿っぽいスーパーKawaiiって感じだったけど、先週くらいに偶然再会したときは六本木っぽい感じ綺麗な女になってた。キャバクラで働いているって言ってた。若い女の子が化粧や髪型やファッションを変えるだけで変身するのはやっぱりどう考えても楽しい

バイセクシャルのRを俺の奥さんバイセクシャルなんだけどどうかちょっと見てみてよって口上で誘ったんだけど、BはRの好みのタイプって感じじゃなかったっぽい。Rは巨乳好きだった。「女を感じる」とRは言っていた。そのことについてBは俺にデカい胸が付いてたら嬉しいと言って、Rは俺にでかい胸がついてたら嫌だと言った。俺はBとRにでかいチンポが生えてたら嬉しいだろうか。ちなみにBは巨乳でデカいチンポが生えてたら”できることの幅が広いから最高”と言っていた。俺はそのとき初めてどれだけヤバい女と結ばれてしまったのだろうと思った。
とはいえ、RはRで嫌いじゃない(俺は本当に微細な表現にきちんと気を使って偉いと思う。一歩間違えばセクシャルハラスメント。まじで)から今回のデートの途中Bに甘えられると控えめに言って嬉しそうだった(高校の時から25才くらいの年上の女性に甘えられたいという願望があったと言った)、本能には誰も逆らうことができない、と哲学者のような顔をして思うことはよくある

それで新宿3丁目の"どん底"っていうそれほどどん底ではない居酒屋に行ったけど客が並んでて、白木屋にでも行けよって思ったけど、代わりにNECOバーに行った。ここに男女で行くと女が滅茶苦茶酒乱になって男に甘えまくるっていうジンクスがあったんだけど、それほど誰も誰かに甘えずに普通にしっとり酒を飲んでしまった。なぜか店員の女性は怒っているように見えた。あんまり俺たちがいちゃつかなかったからだと思う

それで二軒目。新宿二丁目のミックス(ゲイもレズもって意味。諸君、お分かりかね?)のバーに行って色々話した
新宿二丁目はオーセンティックなゲイかオーセンティックなレズが多くて関心した。ゲイはゲイらしくレズはレズらしい。それで俺はオーセンティックなストレートでもなかったし、ゲイらしくもレズらしくもなかったから、なんとなく居心地が悪かった。なんで居心地が悪いかっていうと人間は群れで暮らす生き物で似たもので群れを作り、似ていないものは別の群れを成すっていう本能があるからで、俺の本能はとにかく乱交パーティーがしたいってだけだった。ゲイでもレズでもストレートでもないオルジーという性別を作るべきだ

Rにはセックスは好きなひととするべしっていう堅い信念のようなものがあり、俺とBはとにかく良い相手だったらやりたいっていうのが信念、否、信念の無さのようなものがあった
いずれにしろ形さえ作っちまえばご都合主義で後は結果を追いかけて信念を作るだろうっていう物の見方を俺はしてた(27年間、たくさんの人を見て、少なくない本やネットで人間のあり方を見てきた結論だ)し、Bはいつもみたいに何も考えてなかった。Bはいつもみたいに蝶々を追いかける躾を全く受けていない片耳が垂れて酔っ払ったように歩く犬みたいだった
とはいえ無理やり飲ませて意識を失ったところを犯すみたいなのは全く俺の好みではなかったし、レイプだのなんだのは”楽しくやる”っていう自分の信条に全くそぐわない

毎日の飲酒で疲れきってたっていうのもあって0時を過ぎるころには俺はつぶれそうになってて、総合的に考えてBとRを二人きりにして店を出た

それから考えたのはこういうことだった。好きな男か好きな女としかセックスしないっていう超真面目な女の子と3Pなんて絶対ムリ。スーパームリ。ハイパームリ。3Pセックスなんて経験人数が20才くらいですでに男女合わせて30人越えてるくらいのセックスアニマルか滅茶苦茶場に流されやすいセックスアニマルじゃないとムリ。20そこそこの見た目は誕生日にシャネルのバッグを2,3個貢がせるように見えて、実際はきちんと自分の酒代はきっちり払う真面目な女の子っていうくらいRはしっかりしてるし、割と物事を深刻に捉えるタイプだし、初めて会ったその日に泥酔してやったとしても、隣に寝てる男が浅野忠信か女だったら綾瀬はるかじゃないと後悔しちゃうタイプだし、初デートでやっちゃったけど気持ちよかったし後腐れもないからオッケーみたいな思考をするようなタイプの女の子ではなかった
何が言いたいかっていうと、ノーセックスの友達になって普通にそのへんで人数集めて飲んだりするほうが良い相手かもしれないと思った。少なくともあとこれから何ヶ月の間に性的に奔放になってスリルを求めまくるとは思えなかった

それでBとRがもっと仲良くなってくれることを期待して(彼らは最初割とギクシャクしてた。理由は分かるような気がするし、だからと言って俺が何か上手いポジション取りをできるとも思えなかった)外に出て、戻ってきて「キューピッドが気を利かせてクソ寒いなか時間(30分も外を歩き回ってコンビニでおでんを買って外で食ったりしてた)つぶしてきたんだから成果のひとつでも、キスのひとつでもしてくれ」って言ってBとRをキスさせて満足した。俺とはしてくれなかった。まじで毎回こんな感じ

午前二時過ぎタクシー拾って俺の家に3人で帰って仲良く寝た。(電気を消した後俺とBで何度かアタックしたけど手をはね退けられまくった。Rは嫌ではないけど、セックスしようとは全く思ってないって感じだった)朝起きて家族みたいな意識を感じて(Rに膝枕をしてもらいながら、これをしてもらうために彼女の店で彼女にこれを実際してもらおうとしたらどれくらいの金や時間が必要なのか考えて気が遠くなったし、金と時間をかけても膝枕してもらえないだろうから、そう思ったことをRに伝えたらRは「確かにあの空間で私の価値が上がるんだろうけど、店を一歩出たら普通の女ですから」って答えた。実際そうなんだろうけど、でも俺は罪悪感を感じた。ひどい不正をしてるような気持ちになった。俺はしばらく考えて「気持ち悪いと思うだろうけど、『ママ』って呼びたいわ。実際呼ばれたら相当嫌だろうけど君は相当母性がやばいことになってる」って言った)

帰りの電車のなかで、ふとルックスが冴えてる女の子が目の前にいて自分と一緒にいることの凄さにびっくりした。突然気づいた。その前の夜スクールカーストがどうのって話をしてたからだと思う。俺は高校の時はろくに女の子と会話ができなかった。男の友達はけっこういたけど、女の子に対しては全く自信がなかった。綺麗な二人の女の子とデートできるのは滅茶苦茶恵まれたことなんじゃないかとふと気づいた。なんかまじでこれってすげーじゃん

BとRと俺は新宿で解散して、少し、否、かなり寂しく感じた

愛情に飢えているっていう陳腐過ぎてもうその意味すら省みられない言葉があるけど、俺は愛情に飢えてるのかもしれない。群れて同じ家で暮らしたい。群れて暮らしたいし3Pもしたい。4Pでも5Pでもいい。おしまい

2月12日の日記

2015年2月12日 日常
音楽の正しい進行があるように崖から落ちていく正しい進行がある

落ちていきたいという願望を感じ取る

2月10日の日記

2015年2月11日 日常
昨日友だちがやる店で飲んできた
で、その友人がけっこうナーバスになってて(その理由は聞かなかった)、みんなは普段何を考えているのか、たろう君は普段何を考えてるかという話になってジンバックを飲みながら、相手が男だったら良い女と寝ることって答えるところだけど、相手は女の子で、しかも思い悩んでたから少しだけ真面目に考えた
それで、環境に適応すること、と答えた。良い女と寝ることはもちろんそれに含まれてるし最近頭に浮かぶことはそれだけと言ってもよかったけど、嘘ではない

なんで働かなきゃいけないのか、って怒ってて、じゃあ文明の外に出て生活してみればって話をした。マンモスを狩る生活。電気もガスも水道も、本も音楽もセーターもない生活(「マンモスの毛皮じゃだめか?」)

2月10日の日記

2015年2月10日 日常
毎日こうやって何かしらの文章を書くのが、惰性か娯楽かもよく分からなくなることがある
とりあえず、こうやって文章を書くのも今日はこんなことがあったってことを書くのも頭つかって小説を書くことに比べると一段か二段落ちた時間の使い方にも思える
とはいえ、小説を書くような気持ちも今はあまり無い。ので日記のようなものを書く

今日は労働をして、原宿に行って神宮前あたりで良い感じの酒を飲める店を探してた。静か過ぎずうるさ過ぎず、音楽がかかっているけど小さな音くらいで、自分以外に客はいない。カウンターのバーでもいいけどキザ過ぎないけど決してダサくはない(内装に趣味の良さが行き届いていて)、人ができるだけ少なくて(できれば他に誰も客がいない)店員が話しかけてこないような店。さらに求めるなら、テーブルチャージが無くてカクテルが一杯400円くらいで出る店。こんな店は原宿近辺には恐らくないだろうし、渋谷にもない
その中でもいちばん難しいのは他に客がいないっていうので、雰囲気が良い居心地の良い店に客が入らないわけはないし、仮に客が入らないとしても金持ちが道楽でやってない限り店が潰れてしまう

家で1人で飲めばいいじゃんって言われるから、良い店が見つからなかったこともあって、いま1人でTが置いていってくれたBeefeaterのジンとカクヤスで沢山取り寄せたウィルキンソンでジンバックを作って飲んでる
帰る前は1人で家で飲むなんて侘しすぎると思ってるんだけど、こうやって風呂上がりに酒を飲みながらだらだら文章を書くのは割と楽しい

ひとりで街を歩くのは自分ではそう思ってないだけで、女の子と知り合うことを無意識に求めてるんじゃないかと思った。そうだとしたらなかなかしょうもない時間の使い方だと思う

酒が出るチェーン店を色々試したけど、本を読みながら酒を飲みたいなら人が少ないときのセガフレードザネッティがベストに思える。どこにでもあるし、スタバ代わりにジンバックを頼めるしツマミもそこそこ美味くて安い。内装についてはマクドナルド程度で店が閉まるのが早いくらいしかケチをつけられない。なにより酒を一杯の注文だけで粘りすぎだろっていう個人経営の店特有のウザい圧力が無い。チェーン店の最良のメリットはそこだと思うし、顔馴染みになってしまって疲れてひとことも喋りたくない時に干渉されないで済む

色々書いたけど、異性と寝るかわりに酒を飲むのは愚かなことだと思う。おしまい
久々に酒を飲まないで10時間くらい寝たら身体も頭も冴えきってる

酒を飲まずに欲求不満とストレスを麻痺できなくてそれらに苛まされるのと、コンディションが良くて物事をまともに考えて行動に力を与えられる(結局欲求不満でそれどころでは無くなる)かの選択ってヤバいな
Bには先月、女遊びは2,3ヶ月待ってくれって言われてて、こうやって律儀に毎日酒を飲んだりしてて、女の子3人に相談したら全員が上手く嘘をつけって言われた。女の子の凄いところは不貞に対して全く罪悪感を感じないところだと思う。せいぜい友だちの彼氏だからヤバい、とかその程度のものだろう

確かに郷に入ってはって諺の通りに女の子と上手くやるには女の子のルールで遊ぶべきなんだろうけど、でも俺はBを他人のようには感じたくなかった。Bが俺に沢山の隠し事や嘘をついててもそれとは別の問題で(その理屈を彼女に適用するならBは俺を多少他人のように感じているのかもしれない。でもそれで彼女が俺に自分をもっと分かってほしいと思うのは筋違いだし無理な話だ。残念だけど)、後ろめたさを感じたりしたくないし、これは本人にも伝えたけど俺はBのことをセックスもするベストの友だちだと思ってるから(Bと一緒にいて退屈することなんて全然なかった)俺が他の女の子と遊ばないでほしいって気持ちは十分理解できるけど、不自然な要求にも思えた

郎党

2015年2月8日 日常
郎党みたいな意味で野党って使ったけど、野に集まった集団みたいな元の意味があると思ってたけどなかった
自然発生的に群れをなして行動するようになった集団を意味する言葉ってなかったか

いま検索したら徒党がそれにいちばん近かった

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