GGREKASU

2008年11月27日 日常
検索しまくったら、学歴不問でファンドマネージャー募集してるところがわりとあって、自分の思い込みが大きくてショックを受けている。
ともかく、まず数を打ってみるか。

うーむ。

反復

2008年11月27日 音楽
ポップスばっかり聴いてるとクラシックが聴きたくなってくるし
洋楽ばっかり聴いてると邦楽が聴きたくなってくるし
歌が入った曲ばっかり聴いてると歌が入ってない曲が聴きたくなってくるし
リズム重視の曲ばっかり聴いてるとリズムっぽくない曲が聴きたくなってくる

森ギャル

2008年11月26日 日常
森ビルみたいな?

森ガールで思い出したんだけど、酒井景都って森ガールっぽいなーって。
で、いま彼女のブログ見てたんだけど、
http://zozo.jp/shop/luiire/goods.html?gid=353624&did=&cid=3287
お母さんみたいだって見ながら涎が垂れそうになった。
なんやかんや言って「俺(/私)って変わり者なんだよね。」なんて言いながら(/アピールしながら)人とうまく関係を作れる人(しかも誤解されずに)とか、むやみに気分があがって人を勢いで傷つけたり(意図せずに)しない人が、本当に変わってるのかどうかは知らないけど、とにかく僕は寂しいのが嫌だし、幸せになりたいな、と思いながら、今日も一人、小説(『失われた時を求めて』)を読み、カフェイン(ミスドの無限お代わりカフェオレ3杯)を摂り、やたらと興奮していた。

高校の時、AET(Assistant English Teacher)のオーストラリア人の女性に「mysterious...」って言われてたけど、やってみたら面白そうだからやってみようとか、実際考えづくの行動だったり、理屈がそれなりにあるんだけど、何かをするたびにその理屈を説明しながらなんてのはできないわけで、それで誤解覚悟で何かすると、「あいつは何を考えてるんだ。」とか「意味が分からない。怖い。」とか「イタい」とか「mysterious boy...」とか言われて、なんかなー、ってなる。しかし、ミステリアスって。白鳥とか白馬とか湖とかそれとかエンヤ(?)とか森?森的な?森ガール?みたいなイメージ。


追記
色々何かするたびに目立ったりするんだけど、別に目立つのは好きじゃなくて、好きなことを好きなように人の目を気にせず思いついたこと試したり、文章にしたり、言葉にしてるだけで、誰でも変な部分あるはずなんだけど、それを抑えてないだけで、’結果的’に目立ってる。
目立たずに、好き勝手に振る舞えたらそのほうがいいんだけど。
注目されるのが好きな人たちは楽しい人達だから好きなんだけど、似て非なる。≒

きゃりあ

2008年11月25日 日常
いま、改めてこのブログのカレンダーみて、毎日つけてて凄いなー俺。

で、
例の就職志望の件は、封筒をおととい投函してから、肩の荷が降りて、色々考えたんだけど、その職種ではなくとも、その業種で手を打ってもいいかな。(まぁ、勉強会に出て役員の人と話をするところまでやるつもりなんだけど。つか、懇親会には参加してくれるのか?)
求人募集を探しまくってたら、わりと証券外務員の資格さえあれば、学歴、職歴問わないところが沢山あって、今回だめだったら、そのへんに就職して"とりあえず"はピッケルを打ち込んでおこう。


それと、
本2冊読み終えて、書き足した。
不戦勝 http://74401.diarynote.jp/200811241602187544/
受けてみたフィンランドの教育 http://74401.diarynote.jp/200811241601129617/

不戦勝

2008年11月24日 読書 コメント (2)
「去年ルノアールで」に続き、せきしろ著読むの2冊目。
まだ読んでなくて、置いてある。

読了
相変わらず、面白い。サンマルクカフェで笑いを押し殺しながら読んだ。
前回は前回の「去年ルノアールで」は、一度笑いを取ったら、そこで一度引く、っていうのが基本だったんだけど、今回は妄想で何度も笑いを取るっていう手法だった。そのあたり、hon-ninの連載と、この本書いたのと前後は知らないけど、結構似てた。

前にも書いたけど、僕のなかで、松本人志とせきしろの二人以外で本当に面白い人を知らない。
これ読んでる。
体験記は中身がある。

なんで読もうと思ったとか特に理由なし。急に興味が湧いた。

読み終えたら追記するかも。








読了

実際に留学した娘の視点&体験と、母親(プロのライター。英語話せる。)が資料調査&現地行ってインタビューの2本立てな本なんだけど、それがかなり冴えてた。このやり方は真似する。


例のごとく、ウェブでも資料は沢山あるんだけど、この本特有だと思ったのは以下の
・フィンランドは資本も資源も人口も立地も、全部ないから、教育に注力するのが国家運営の基礎になってる。2000年に入ってから5%の経済成長をした。
・学費が大学卒業まで全額免除(これはウェブでも載ってる)
・勉強はアウトプット主義で、本を読ませて、エッセイにして自分の考えを文章にするのがテストの基本。点数はつかない。
・エッセイが中心だから、留学した娘が論理的になって帰ってきて、ちゃんと母子で会話ができるようになった話。
・生徒に授業を作らせる。著者は日本の文化を説明させられて、それがそのままテストの範囲になった。これもアウトプット主義。
・「勉強する」とは言わず、「読む」と呼ぶ。読んで理解してないと、 読ませる文章を書くまで至らない。
・留年を嫌って避ける文化がない。中学から留年がある。理解しないまま学力に差ができる。競争させず、最低ラインを低くしないように、全体の学力を確保する方法。
・親が勉強しろとは言わない。やりたいことを職業にすることを尊重する文化がある。
・授業で勉強して、塾に行くのはありえない。その分授業の集中度が高くて、結果的に勉強する時間が短い。授業中に寝るやつがいない。
・教育の「教」はしても「育」はしない。教師が親代わりにならず、地位の高い専門職とされていて、生徒に怒らない。(授業に従わなかったら教室の外に出すだけ)
・文化祭とかのイベントがない(このへんを著者は残念がってた。仲良くなるチャンスがない。)
・暗算しない/できない。授業に高性能の電卓を持ち込める。
・高校卒業後にすぐに大学入学する人がほとんどいない。海外行ったり、バイトしたりして、やりたいことを探したりしてから、大学を決める。
・小学校から職業体験が多くて、早くから、就職を前提にした学問選択をさせる。

このくらいか。


これ読んだあと、ウェブで色々調べたんだけど、ゆとり教育が失敗した理由がだいたい分かった。
フィンランドの教育を真似したかどうかは知らないけど、授業内容を簡単にする&授業時間を減らすっていうのは表面に出てきた現象をみて、それを真似しただけで、改革しようとした連中は、たぶん、この本書いた女の子みたいに、実際に授業を受けたうえで考えるべきだったと思う。
昨夜まじで考えた結果、Youとアン・ハサウェイ、っていうわけわかんない結論になった。

叡智

2008年11月23日 日常 コメント (4)
風呂のなかで今まで出会った考え方で、特に優れていると感じた考え方が何か、を考えていたんだけど、

僕の場合、
ウォーレン・バフェットの
「本当に大事なこと以外には関わらない」(ノーと上手に断ることが大切)
っていうものかな、と思った。

彼の息子が、庭の芝刈り機の使い方すら父親が知らなくて若い頃はうんざりしてたけど、あとでそれがどれほど重要か分かったっていう話を思い出した。
読んで記事を編集した本
コンテナ物語ーー世界を変えたのは「箱」の発明だった http://74401.diarynote.jp/200811202324301866/
バカと天才は紙二重 (ベスト新書 187) http://74401.diarynote.jp/200810280221524739/
GEEKS ギークス ― ビル・ゲイツの子供たち http://74401.diarynote.jp/200810200057234342/
戦場で心が壊れて―元海兵隊員の証言 http://74401.diarynote.jp/200810200052111806/
ゴーレム100 http://74401.diarynote.jp/200810171601154406/
マイクロサーフス http://74401.diarynote.jp/200810171558296071/
劇的瞬間の気もち http://74401.diarynote.jp/200810171554474355/
操作される脳 http://74401.diarynote.jp/200810162304512360/


まだ読んでない本
ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫) http://74401.diarynote.jp/200810280227129302/
EQ―こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫) http://74401.diarynote.jp/200810270322165172/
脳は美をいかに感じるか http://74401.diarynote.jp/200810182316271265/
戦争の経済学 http://74401.diarynote.jp/200810162346166407/



読んだけど記事にしてない本
わたしには家がない—ハーバード大に行ったホームレス少女
芸術起業論
ディック・ブルーナのデザイン
キャズム
失われた時を求めて〈1〉
失われた時を求めて〈2〉




意識的に小説をあんまり読んで無いけど、揺り返しで小説がっつり読むことになりそう。とりあえず、失われた時を求めてシリーズは読んでて滅法面白いから、13巻全部読むことになりそう&文学フリマで読んだ本を読んでく。ちなみに、上記の本14冊は全部図書館で借りて読んだ。1冊1500円として、一ヶ月弱で総額21000円なり。一年通してこのペースで読んだとしたら、252000円。
これは趣味が本だけの前提だけど、ここにCDを新品で買ったり服買ったり、色々手を出したら、手に負えなくなるのは目に見えてる。やっぱり本を買うのは高くつくな。

罪と違法

2008年11月22日 日常
いま、ふと思ったんけど、テレビとかネットとかで誰かが捕まったって話で盛り上がるとき、法律にひっかからないけど、でもそこらの軽犯罪よりずっとずっと人の具体的な何かを損ねる罪ってあるなー、って思った。

別にそういった罪を犯した人を責めたり、善悪を語るつもりもないんだけど、違法だけが罪じゃないし、合法でも並の違法行為よりハンパないことは世の中には沢山ある。で、そういうことは往々に、表に出てこない。大き過ぎて認識できないっていうこともあるし、法律に関係する連中がそういうことをすることもある。

表に出てこないことだったら、ちょっと前の建築偽装の件は、姉歯建築士(ヅラ取ったあの潔さには感動した)だけが裁かれて、結局黒幕は出てこなかった。本当にあの一連の事件で法をやぶったのが、あの一人だけだったと思ってる人なんてよっぽどのお人好しだと思う。

大き過ぎることの例だったら、アメリカがイラクを攻めて人間を沢山殺して、これは侵略っていう明らかな罪だと思うんだけど、大きすぎて罪として認識されない。世の中のほとんどの人はこれが間違ったことだと分かってるんだけど、「これは国家ぐるみの犯罪だ。ネオコンの連中を裁くべきだ。」って誰かが言っても黙殺される。

詳しいことは知らないけど、IPO(買ったことも調べたこともないから原理知らない)で高値で掴む出資者をカモに儲けてるやつらもいる。(あれはたぶん株買う連中が目の前のことに釣られすぎなんだとも思うけど、事前に、上場直後の株式の価格が凄い勢いで下がっていくチャートの図を100枚くらい証券会社か何かが口座開く前に見せたほうが良いと思う。)


ただ、実際に本当に間違ってると思えるのは、そういうことをして儲けてる連中じゃなくて、それを知っていながら、一人でも多くの人に知らせようとしない姿勢だと思う。テレビとか新聞に限らず、そういうことで儲けたあとは、手品のタネアカシをするくらいの"サービス"をする潔さはいいな、と思う。
田中美保とか佐々木希を見ていて、なぜかいつも腹が立って、なんでだろうってちょっといま考えてたんだけど、なんでだろう。

思い当たったのは可愛い子ぶってるのが嫌なのかな、って思ってたんだけど、それだったら大半のアイドルは可愛い子ぶってるけど、別にどうも感じない。なんでだ。
だいたい、アイドル全般あんまり興味ないし(前にperfumeの握手会行ったけど、あれは半ばオフ会目的&半ばネタ)。第一、可愛い子に可愛い子オーラを出されると、なんか凹む。心のなかの何かを凹まされる。
これって、あれか、コンプレックス?じゃあたぶん田中美保&佐々木希にぷりっとした顔をされた俺の脳内では、可愛い→好き!→でも手が届かない→葛藤→むかつく、っていう感じになってるのかもしれない。

田中と佐々木がなんで、手に届かない感が強いかっていうと、
田中は前に「うひょーkawaii!!!」って思ったときに、田中美保をウェブで調べまくったら何かのインタビューで「お兄ちゃんっ子です♡兄LOVE♡」みたいな解答して、俺ってば弟系末っ子男子↓で、事実、長男的なポジションとか巧く出来たためしない↓っていう記憶が蘇った。ぁぁ。
佐々木希は、ああいうスクールカースト最上位系女子と仲良くなったことなくて、カースト低いっていうか自分の場合スクールカースト自体から逸脱してたから、実際話してみると凄い好感触な会話なりコミュニケーションなりできるんだけど、結局なんやかんやあって失敗してた。

kawaii!!とは思うんだけど、瞬発的に向こうのタイプではないだろ的な予測をしてるのかもしれない。


蛇足
田中美保と佐々木希は、化粧なし&撮るの失敗だと微妙な感じになる。
記事のリンクする機能で引けなかったので直接。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080919AT1D180D618092008.html

 アジアの格安航空最大手、エア・アジア・グループ(マレーシア)のトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は18日、都内で記者会見し、 2009年に日本路線に参入する意向を正式に表明した。運賃は大手航空会社に比べて平均で、50—60%安く設定。まず羽田空港や建設中の茨城空港への乗り入れを検討する。日本発着の価格競争が激しくなりそうだ。

 就航するのはグループ会社で中距離専門のエア・アジアX。フェルナンデスCEOは「就航記念として東京—クアラルンプールであれば、片道25ドル(約 2600円)を打ち出したい」と語った。羽田拡張や茨城空港開港が予定される2010年には運航を本格化。札幌、名古屋、大阪、福岡の主要都市への乗り入れ拡大も検討する。

 エア・アジアXはマレーシアからオーストラリアや中国に就航している。フェルナンデスCEOは日本の航空市場の課題として、外国人へのビザ発給手続きの簡素化や空港アクセスの改善を指摘。今後は早期就航に向けて日本政府や観光業界に働きかける。(07:00)


やっとかー。1年くらい前からずっと、エアアジア日本参入を待ちわびてたんだけど、やっと。
革新的だ。ほんとに。

どうしよう、わくわくする。

中出され

2008年11月21日 日常
コンテナ物語の記事の内容のつもりで書いてたんだけど、あー、これ、微妙にストーリー性あるんじゃん?って途中からそのつもりで書いたんだけど、俺の体験をかなり忠実に書いただけだから、飲み会の話にするには面白いんだけど、小説としては中途半端になった。まぁ、消すのは簡単だし、いざとなれば原形無くなるまで編集するばいいから、半ばリハビリとしてうp。
高校の時に僕のことを好きだった女の子は、僕が授業中に本(授業に関係ない)を読むのを真似して、彼女も本を読んでいた。それでも彼女と僕は"ちゃんと"仲良くならなかった。
彼女と僕が共有している思い出が二つある。一つ目は、以前(僕が女の子にもっと豊かな幻想を持っていたとき)、焼き肉に誘ったら、彼女の友達もついてきて、僕は3人分の会計をすることになったこと。二つ目は、そのあと(僕が女の子にあまり幻想を持たなくなったとき)、僕が学校から変えるときに部室棟を抜ける近道を歩いていると、偶然空いていた窓から、その女の子が下着姿で着替えているときに目が合って、彼女が僕に笑いかけた(だからといって恥ずかしそうにしていたわけでもなかった)こと。
卒業してからしばらくして、偶然彼女と再会して連絡先を交換した。駅の構内で見つけた彼女の胸がやたらと大きくなっていて(「あのときはAかB、いまは控えめに見積もってもE。」)、目線を上げると「目つき悪くて怖い」って言われたことを思い出して、視線が漂った。
そのあとメールをいくらかやり取りして、夕飯を食べに行く約束をしたんだけど、彼女は"デート代は男払い主義"で、僕は"デート代は割り勘主義"だったから、自分から約束を取り付けたのに、当日のデートはずっと気が重かった。家庭教師の勧誘(実際は破格の学習商材を売りつける)のために一日に千回くらい電話をかける糞みたいなアルバイトで稼いだ金が、女の子達のわけのわからない縄張り意識に巻き込まれてすり減ったりするのはもう嫌だった。そういったわけで、僕は昔も今も安っぽい信念もどきを沢山抱えている。彼女が「なんか暗いよ!」って中華のコース料理食ってる最中に10回くらい僕に言った。大きな胸をテーブルに乗せて、大きな眼の付いた顔を不満そうにしているのを見ていると、自分にうんざりしながら、それでも、僕はこのままじゃいけないって、酒を飲みに行こうって誘った。間違ってることだって分かっていながらやめることができないこと、っていうのは世の中に沢山ある。周りからは性格の特徴のように見えるけれど、実際はそれが中毒や依存だということに本人だけが気付いているのに、それが人格の一部になってしまって切り離せなくなってしまった人達(孤独を怖れて嫌悪しか感じない相手と暮らす恋人達もそうだ)みたいに。店を出ると、彼女は靴ずれで足を痛めて、彼女は僕がそのことを察さなかったことで腹を立てているみたいだった。
タクシーに乗って移動したけれど、僕たちは最初から最後まで無言だった。タクシーはいつだって人々を快適に移動させる。
飲み屋のカウンターでタタミイワシを裂いていた彼女は、さすがにこんなひどい雰囲気と気分のまま思い出を腐らせるのはないと思ったんだとおもう(僕だってそう思っていた。)。どうにか僕を笑わせたり、テンションが上がる感じにしようとして、あれこれ手を尽くしたんだけど、落ち込んだままの僕は、デート中に空気読まずに自分勝手に落ち込んでることにうんざりして、さらに落ち込んでいった。沼で足を取られて、懸命にもがくほど早く沈んでいくのに似ているかもしれない。
途中、突然彼女が何かして僕を笑わせて(何をしたんだっけ?確か、彼女が体を張ったギャグ(らしくない)で「きもいと思ったんだろー!?」って言われた僕は笑いながら「きもい!」って答えたんだと思う。)、雰囲気が一気に変わって、躁鬱病みたいに盛り上がった。緊張が突然反転すると、僕たちはピンボールが台のなかで跳ね回るみたいに喋りはじめた。そういうときの会話に意味なんてない。反射と反射、ウィットを効かせて、弾き返しあう。
散々盛り上がって、一息つくと、彼女は僕に「君は本当に面白いときにしか笑わないんだね。」って言った。それを詫びると、「ううん。安心する。」と、彼女は折り紙のように畳んで形を成した箸を入れる紙製の袋(息苦し過ぎて無意識に作ってしまった)に眼をやりながら答えた。その時の彼女の表情や声のトーンを全身で感じ取ったのに、それでも僕はいつものように、とっさに返す言葉が出てこなくて、ばかみたいにただ口を半分開けたまま彼女を見ていた。彼女の白い服がやたら綺麗だと思った。
その夜、"和合"的な出来事は何も起こらなかった。口づけも無かったし、手をつなぐこともなかった。見つめ合うことすらなかった。それ以来彼女とは会ってない。あのとき僕はなんて言えばよかったんだろう。正直に「ただセックスがしたくてデート誘ったんだ。君みたいな女の子は、魅力的だけれど、どうしようもないくらい気が滅入るんだ。でもどうしても寂しくていまこうやって一緒にいる。白状するよ。僕は君と同じように心底から不誠実な人間なんだ。」って、そう言えばよかったのかもしれない。そうすれば、僕は彼女ともうすこし仲良くなれたかもしれない。オーケー、僕は逆説的に弁解したい。僕は誠実になりたかった。いまでもずっと誠実な人間になりたいと思っている。
404 blog not foundで目ぼしつけて、立ち読みで確認。
帰ってウェブで図書館の蔵書検索&予約。

繰り返すようだけれど、誰か(それが100人の村で僕以外の99人であっても)が薦めてもつまらなさそうだったら読まないし、面白そうだったら読む。

つか、自分ってほんと疑り深いな。



読了

元々マルコム・マクリーンの話にしようとしてただけあって、そのへんの文章の勢いがあってよかった。企業家の武勇伝好きにはたまらなかった。
クレーンとコンテナの写真とかもっとあってもよかったけど、ネットで見ながら読めば補えたじゃんっていま気付いた。
文章で説明するのに向かないことは沢山ある。

エッセンスは一章のなかに凝縮されていたから、それを読むだけでもよかった。

この本はヒトモノカネのモノがいわゆるグローバリズムに深く組み込まれていった過程が書いてあるんだけど、昨日書いたエアアジアの件はヒトが、海を超えるのが3桁円で達成する話についての記事で、絡んでくる。

つか、久しぶり調査がかなりしっかりしてる中身のある本読んだ。
数字を逐一挙げてるのにかなり好感がある。妄想を列記した文章じゃない。

おさらいは以下で
・コンテナ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A
・コンテナの長所短所 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A#.E9.95.B7.E6.89.80.E3.83.BB.E7.9F.AD.E6.89.80
・マルコム・マクリーン http://www.kanaloco.jp/harbor/entry/harbor57/

・流通が安くなって製造もとい産業が近代化された→サプライチェーン
・コンテナ用に港が近代化された
・規格
・規制
・設備投資のリスク
・人力が機械化される過程の希有な成功例
引用元消えるぽいので、こっち張っとく。
http://blog.jimrogers-fun.com/Entry/31/
前から思ってたのに、某所で先に書かれて、後追いぽくなっててあれなんだけど。

実用書とか新書とかの良いところは問いと答えとがはっきりしてることで、
物語や現象だけが記されたものの良いところは、問いも答えも各自で見つけるところにある、
と、おもうよ。


ほとんどの本(例外は投資にまつわる本か。いや、あれも実際は娯楽か。)にその場限りの娯楽しか求めてない。
そもそも、僕は、本を読んで頭がよくなる、っていうのは信じてなくて、本読んでも孤独になる。実際に良いことなんて物知りになることくらいだと思ってる。別に物知りになりたいとは思ってない。むしろ、変に頭でっかちになった分、余計に人とコミュニケーションとりづらくなった気がする。
読書なんて、その場限りの一夜の過ちみたいな刹那的なものだし、そのうえ、本読んだって女の子を口説くのがうまくなったり、セックスアピールが備わるわけでもない。本を読まずに(!)眼鏡かけて爽やかな格好したほうがずっとうまくいく。
図解雑学のシリーズを娯楽として消費したし、チョムスキーの新書ですら娯楽だった。関係ないけど、だいぶ前に読んだ(この本も高校のときだったっけ?)『人間失格』のクライマックスのダメ人間っぷりは、当時「んなアホな!」って思ったけど、ごく最近になってやっと分かった。
ツタヤで借りてきて(¥400、高い。¥200くらいで貸せや。むしろ借りたり返したりする手間考えたらマイナス¥500くらいだろ。)さっき観終わった。

連動してないといいつつ、思いのほか影響受けてたんだな、って観ながら気付いた。

つか、調べたら、脚本書いた人が『シモーヌ』のシモーヌ役の女優と結婚して子供いるっていうのが超面白い。

砂漠

2008年11月19日 日常 コメント (5)
さっきから2時間くらい、転がったり、風呂入りながら、超考えてたんだけど、
自分は、失敗するのは許せても、時間かけたのに失敗するのは許せない、
っていうことに気付いた。

で、(ここからグチ)
今受けようとしてる会社の募集要項に
「当社に決めた理由や思いを自由形式で送ってください」的なこと書いてて、それ書くのに一ヶ月半くらいかかって(何度も投げ出したうえに、やりだしても、短時間ですぐにまた投げ出したから。)、文字数決めといてほしかったとか、その会社の人事担当を唸らせるような文面書くために、超念入りにウェブサイトとかインタビューとか読みあさったとか、習ったけど興味なくて忘れた丁寧語とか、職歴忘れてて調べるのに時間掛かったり(社名の前株とか後株とかわざわざ調べてたあたりで嫌になって放り出したりした。)、PCで書いた文章をわざわざ清書するのはめんどすぎるし、しかも文字間違えたら長文の思いのたけ的なおべっか使いまくりの文章を最初からやり直すのは意味わかんないから修正液とまでは言わないけど、履歴書とか自由形式のなんちゃらとかの文章はEメールでさっくり送って、その返答もEメールでやればお互いに手間も時間もかかんないのに、社会ってほんとに無駄な習慣ばっかりだなぁとか、凄い不満だった。まじで。うんざり。
そういう風に手間と時間がかかったうえに、不採用とかなったら嫌だなーって考えてて余計に作業進まなかった。手を動かせば終わるなんてことは重々分かってたけど、丁寧語やら前株後株やら人事担当者の性格だの、意味も興味もない細かいことに神経使うのは本当に苦痛だった。(あー、これってわりと自分の人間関係にもあてはまるかも。神経使うだけで、面白くない。相手の気持ちに配慮してばっかりで何も言えない&できない。)しかも、その会社以外に、学歴考慮せずに雇ってくれるところがなくて、まじ切なくなった。そこ以外に選択肢があれば、もっと力抜いて気合い入れずにさくさく進んでたと思う。時給800円のアルバイトでもいいから、とりあえず入れてくれて、一ヶ月試用してもらってから決めてもらうとかのほうがずっと楽だった。
それに、このことががそういう手間と時間かけた割に残念な結果になる的な唯一のことじゃなくて、ここ2,3年、何を頑張ってもうまくいかなかったし、うまくいくようにしても失敗してばっかりだったし、嫌なことばっかりで、ほんとにやる気が起きなかった。
がんばらなきゃもっと不幸になるけど、がんばっても幸せにならない、って、いままで生きてきた所感。

別に同情してほしくてこんな書いたわけじゃなくて、ただ吐き出したかっただけ。

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