六本木tsutayaのスタバでゲイみたいな丸刈りの男と話をしていた女性のことを少しだけ考えている。

明日は

2008年8月3日 日常
めめ+いしだミーティング第二弾です。

昼からcafe liberteでくつろぐ会です。

文学フリマ

2008年8月3日 日常
文学フリマに参加に応募したけど、抽選だし、個人参加だから、当選しないかなー、と思ってる。

http://bunfree.net/

2008-08-02

2008年8月2日 日常
過ぎたことはしょうがない。

考えても仕方がない。

フィデリティ

2008年8月2日 日常
毎月行くイベントが昨日やってたことに今日気づいて連続出場記録が止まった。

つまらなかったり孤独になったりするなら、どんなことだって僕にとって行う価値は無い。

それと、行動を制限されるのが耐えられない。うんざりする。我慢ならない。
電車で目覚めると電車に乗ってから2時間半乗っていて、端から端までが40分前後だったことを考えて、少しうんざりして自分の最寄り駅に降りた。いつものようにうんざりするような階数を登っていると髪の黄色い男とすれ違った。僕は昨日の夜のことを思い出して、恐れなく「あなたはカロリーメイツの曲を書いている人ですよね。」と臆面無く尋ねると、男はぷんっといった風に目を向けた。きっと困ったときにする癖なんだと思う。酔いの抜けきっていない僕は彼をハグして離すと、彼は驚嘆した表情だけれど、それはどことなく”そうあったはず”のようなことに思えた。僕は「じゃあね。」と手を振って彼の脇をすり抜けて階段をよたよたと登って部屋のカギを手間取りながら探し出すと、やっとだ、と安心してベッドに倒れ込んで夢を見た。
下北沢のラブホテル・アンドレに302にいる男と女を真上から見下ろす構図だった。朝の5時でオールで飲んだ連中の騒ぎ声がときおり聞こえた。女は神経を患っていた鬱病の女で摂食障害と睡眠障害をミックスした鬱病だった。眠りから醒めてしまうことに男は知らぬ間に慣れていて、彼女が起きると、いつもそれに合わせて男はふと眠りから醒めた。「起きちゃった。」と言う女の顔に見覚えがあった。"赤"だ。部屋に喘ぎ声が聞こえた。隣の部屋の声が薄い壁を通して女の高い声が聞こえてきた。男は苛立っていた。部屋は真っ暗で、何の光もなかった。テレビの待機中の蛍光灯も見えなかった。本当の真っ暗闇だった。喘ぎ声ばかりがその二人の間の沈黙を満たしていた。男が苛立っている理由は、その眠りに就く前、散々酒を飲んだ"赤"が理由もなく男が求めるのを拒絶したからだった。いや、理由はきっと十分にあったんだと思う。けれど、男にはもうそれが本当にインチキで取るに足らないものだと分かっていた。そのホテルに入って喋った時、女は「昨日セックスしたわ。」と言ったことを思い出した。隣の部屋から聞こえる声は理不尽な暴力みたいだった。男は隣の部屋の男と自分に成り代わりたいと思った。何事も難しくしようとしない、シンプルで実直な女を抱きたいと望んだ。"赤"が男を抱き寄せようとしたが、男はそれを拒んで背を向けて、それから身体を丸めて目をぎゅっとつむった。女の声が聞こえなくなった。僕はその男が段々と握りつぶされた煙草の箱に見えてきた。箱の中には血と肉が詰めてあって、ぐちゃぐちゃになった箱から血が流れ出して、中の内蔵がめちゃくちゃになった。なんで、こんなに複雑になってしまうんだろう。いつもいつもいつも男を囲い込む環境は複雑で、直線的に手に入った物は何一つ無く、正しい場所にあるべき物は間違った場所に置かれ、複雑さはその難解さを深めた。はなんでこんなことになったのか必死に考えたが、男すぐにどうでもよくなって、その思考の無い場所に注ぎ込まれたのは理不尽な世界に圧縮される自分だけだった。女の声がまた聞こえ始めた。その声はさっきより少し高く本能的というよりも少し意識が感じ取れた。「もう・こんなところには・いられない」そしてそのとき突然、男は"赤"を殺したくなった。声にならない呻き声を吐き出した。誰かを殺したいと思ったのは生まれて初めてだった。身体がこわばって行くのが分かったし、全身の骨格が不快さでもって感じ取れた。振り返って首をしめたいと。振り返って罵声を浴びせるのでもない、平手や拳で殴るのでもなく、髪を掴んで部屋中を引きずり回るのでもなく、有無の余地無く、最小限の動作で両手を首に当てたいと思う純粋な、そう、混じりっけの無いピュアな殺人衝動で一杯になった。
男は振り返った。自分が無表情なのが分かった。一瞬、怯えた表情で身体をびくっと震わせた"赤"の顔を見て、それから男がしたのは、全くの無感情で持って女を抱き寄せることだった。髪を梳きながらながら抱いていると、女の声がまた聞こえ始めた。首筋に荒い息がかかるのが分かった。
暴力の庭にいた。六本木の『マスパニック』に入るときにセキュリティチェックでいかつい男に僕のバッグの中の荷物を調べられた。バッグを開けて、無遠慮に漁り始めて彼が見つけたの僕がみえこに一昨日差し込んだバイブだった。男は何も言わず、それを見なかったかのようにバッグを戻して、僕をクラブに通した。ストイックだ。
僕が声をかけた女の子は以下の通りだ。スミレという名前のスノッブな雰囲気の女の子で二人の友達(女)を連れていた。背が高くて外人のような顔つきをしていた。彼女の顔立ちと態度や名前といる場所を照らし合わせて考える限り、裕福なヤッピーの元で育ったという感じだ。彼女とは二言くらい喋って、僕に"男らしさ"が足りない、と判断した彼女はどこかに行ってしまった。そこから学んだ僕は女の子とこういう場所でお酒を飲む場合は、腰に手を回して無理にでもバーカウンターにつれていかなきゃいけないということだった。二人目の女の子は踊りの上手な女の子だったけれど、僕には気のないそぶりをしてどうしようもなかった(朝方彼女は一人でソファに座って寂しそうな表情をしていた)。次に声をかけたのは僕より背の高い美人で、話していると、やがて彼女は男だということに気づいたびっくりして、クラブの反対側に逃げていった。三人目の女の子は胸が大きくて、目の鋭い女の人だった。彼女は何人かの男と話しては気の無い返事を繰り返して、僕が近づくと彼女はカウンターに肘をつけて煙草に火をつけた。僕がとなりに立つと彼女は僕のほうを横目でちらっと見て、彼女が僕に背を向ける前に「お酒おごるよ。」と彼女が頷くと同時に腰に腕を回してカウンターに引き寄せた。そういったことには慣れているような調子だったので、僕は彼女とテキーラのショットを飲んだ。「一人で来たの?」と訊くと、彼女は「あそこで踊ってる子と二人できた。」とダンスフロアで踊っている浅黒い女の子を指差した。彼女の名前を訊いたけれど、僕はそれを忘れてしまったのでここには書くことができないけれど、仮に"キヅキ"とする。お酒弱いんだとか、年齢のこと、何杯(キヅキはもう既に5杯飲んでると言った。僕は3杯だった。)飲んでいるのか、意味のないやりとりを繰り返して、二杯目を口に含んだとき、吐き気がして、危機感のあまりその小さいグラスに口に含んでいたテキーラを吐き出した。グラスを指差して僕はキヅキに「飲んで」と頼むと、「えー」とあっさり断るとちょうどよく浅黒い友達(彼女も相当に酔っ払っていた)がやってきてキヅキが頼むとあっさり彼女はそれを飲み干して、「私にもおごってよ」と言い始めた。彼女の低い声がひどく猥雑に聞こえて、3杯目のテキーラを3つ用意した。彼ら二人はそれをあっさり飲み干したので、苦労して飲んだ僕はとても感心しながら、切れ目を入れられてグラスを挟むように取り付けられたライムをかじった。ひどく酔う、いよいよ僕の行動は欲求に忠実になっていった。浅黒い女の子がフロアに行くのを見届けて、僕はキヅキを半ば無理矢理ソファまで引っ張っていって彼女に嫌がる(本心からではなく)彼女にキスをした。舌を口の奥まで入れようとしたがそれに失敗した。何を話したのかは覚えてない。途中で浅黒い友達がやってきて、向かいのソファに座った。時間の前後が僕には分からなくなってくる。キヅキがトイレに立ったあと、僕は浅黒い女の子のほうのソファの彼女の隣に座って、唐突にキスをして名前を訊いた。ミズキという名前でキヅキとは兄弟だと言った。反対のソファに戻ってキヅキは隣に座って、「お兄ちゃんと何を話したの?」と言った。向かいのミズキの顔を凝視すると、あぁ確かに、と納得がいったが、不思議とキスをしたことへのショックはなかった。何を話していたのかは覚えてないけれど時間だけはやたらと過ぎた。閉店時間が近くなって彼ら兄弟はトイレに行くと言い出して、「帰るんでしょ?」と僕が寂しそうにして言うと、二人は僕をなだめて、女の子同士の会話をした。戻ってくると、彼らは僕に傲慢な態度をしていた。その理由をたずねると、「君どっちでもいいんでしょ。」と怒りながら言って、それが少し可愛いと思った。キヅキは「私がいないあいだキスしてでしょ!」と言って、ミズキもほぼ同じセリフを繰り返した。僕は「だってしたかったんだもん。」というと二人は溜め息をついて、それから店の照明が薄暗い状態から明るい状態に変わった。
六本木の朝の清潔さは、汚れた道や人々や醜態なんかをよりクリアに見せていた。どこにも逃げ場は無いように思えた。店の前でミズキをかついでタクシーの後部座席に押し込もうすると必死に抵抗して、笑ったりして、それから店の前で別れた。帰り道、ここはおかしなことばかり起こる場所だ、と思いながら歯止めを効かせようとしながら歩いていると、ガタイが良過ぎる位良い黒人の男にからまれているミズキと、それを見て呆れているキヅキに追いついてしまった。僕達はなんとなく合流して、朝ご飯を一緒に食べることになった。夢遊病者のような様子で六本木の交差点をわたって交番でちかくにファミレスがあるかどうかをキヅキはアーノルド・シュワルツネッガーみたいな緑の目をした警官に尋ねて、そのついでに警官を気に入って「今度遊びましょうね。」なんてことを言っていた。そのあいだミズキはシャッターの閉まった交番の隣の店にもたれて座って、僕の手を取ると、指をしゃぶりはじめた。僕は気にも止めず、朝の街にいる沢山の人の流れを眺めていた。キヅキが戻ってきて、警官のことを話はじめた。警官の名前は僕の父親と同じという偶然に遭遇した。対話、と僕は思った。近くにファミレスがない代わりに、マクドナルドに3人で歩いていった。とてもとても幸福な気持ちで一杯になって、これがずっと続けばいいのに。店の中で僕は二人に持ち歩いているバイブを渡して見せて、ミズキはそれを喜んでいじりまわして、キヅキは凝視をしていた。僕があくびをすると、ミズキは僕の鼻を触って、それ以上は無いくらい優しい目をして微笑んだ。マクドナルドを出て、駅の方に向かって歩いていくと、右を歩くミズキは僕の腕をとても弱い力で殴って、それを少し離れた左側で見ていたキヅキは肩を僕の肩にぶつけた。ほとんど人のいない電車に乗り込んで、さっきと同じように二人は僕の両隣に座って、うっすらと目を開けて向かいに座っていた中年の男は僕の少し上のほうを見てずれたメガネをかけなおして、それから眠りについた。左に座ったミズキは僕の手の上に手を載せて、逆のキヅキは真っ白な足を僕の足に寄せた。キヅキは途中の駅で降りて、僕とミズキは取り留めない話をした。ついに中目黒で僕はひとりぼっちになった電車に座ると、沢山の考えや感情が渦を巻いたが、それでも疲れきっていたことにやっと気づいて眠った。
********************************

+の役割

2008年7月30日 日常
僕の好きな人と僕の好きな人が仲良くするのはとても気持ちのよいものだ

何が言いたいかっていうと、僕は君たちのことが大好きだっていうこと。

おやすみ

2008-07-30

2008年7月30日 読書
フジロックに行く途中で買った、『大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章』と『ブラームスはお好き』と、借りた『辺境、近境』読了。
最近、読書に飢えていたので、スポンジのように読み切った。

サガンの文庫になってる小説を8冊借りた。
さぁさぁ始まるよ。始まりの時間だよ。

2008年7月28日 グルメ コメント (4)
だれが書いたのかっていうと、
最初、いしださんが書いて、
つぎにめめちゃん、
最後に僕でした。

「いしだ+めめ」ミーティングは楽しかったです。
新宿に22:30待ち合わせして、渋谷行って、カフェはどこも早く閉まるからって、サイゼリヤ行って喋って、そのあとマンガ喫茶行って座敷っぽいところで座って喋ったりマンガ読んだりネット見たりぐだぐだ。
僕は家畜人ヤプー(ちなみにこの三つの投稿は最初のいしださんによって"グルメ"のカテゴリーに入れられています)を読んでて気付いたら眠っていて7時ごろ二人に起こされて帰った。

(つか、めめちゃんが文章の先頭を"し"にしなかったのは俺の昨日のピンクのTシャツのピンクっぷりよりナイと思った。)

さて、ここには書きませんが、終るものがあれば始まるものもあるのですね。
あとのことは◉にて。

2008年7月28日 グルメ
し
 

今年は沖縄の海に行ってビキニ着て泳ぎます!!!ぜったい!
 
                    
                       

2008年7月28日 グルメ
意外と筋肉質。
フジロックネットカフェより。

フジだけど苗場来てます。
なんで苗場に来てるかっていうと、なんでだろう。なんで?

らっとさんにあってちょいちょい話して、即俺、自由行動、一人行動、フリーダム一人行動。

えっと、一日目と三日目の最後に見たいバンドがあるのに、僕が滞在してた(&できる)のは二日目の14時過ぎと三日目の夕暮れ直後、新幹線時間まで。

どうやって夜を過ごしたかっていう、きっと下世話でろう男女的な質問にあらかじめ答えておくと、夜クラブライクになるステージがあってそこにいましたー。で、明け方退場させられるのですが、適当にぶらぶらしてたら朝があけて、温泉につかりました。

アンダーワールドのライブはいまいちでしたが、プライ●スクリームとアジアンダブファウンデーションはよかったです。

よよおっよよよ!

nemui

2008年7月26日 日常
知名度って退屈さを加速させる装置みたいだ
僕は床から3cm浮いている気分で立ち尽くしていた。僕はその夜以前話すことのできなかったとても綺麗な、いや、綺麗に見える女の子達に街で声をかけた。もちろん、僕は冷たくあっさりとあしらう女の子もいたし、考えていたのとはまったく違ったように親しく接してくれる女の子もいた。沢山の女の子に声をかけたはずだけれど、どれくらいか覚えていない。とにかく沢山だ。何も怖くはなかった。彼女達がどれだけ綺麗な身なりをしていたとしても、それはただの服飾であり、髪型であり、化粧でしかなかった。目に見える美しさは、それを支える美意識と共に崩れ去った。どれもこれもまったくの紛い物でしかない。それらはただは意識の梃がなければ、ただの物質なのだ。彼女達が気取って取り澄ました態度をするのが僕には可笑しくて堪らなかった。玩具の機関車に乗っている本物の車掌のようだった。僕はもうどんなに美しく気取った社会的に地位を持った人間も恐ろしいとは思えないだろう。ただの思い込みで、偽物で、いんちきで、ほんの少しの余地もなく価値なんて無いから。ある種のバランスを取るために、僕は終電を乗り過ごして、渋谷から六本木までタクシーに乗って行って(1370円)、そこのクラブで何人かの女の子に声をかけた。
言葉が目詰まりを起こしている。とても、これは個人的な話だ。僕は恋をしていた。横浜駅の近くのビルの靴屋で働いている女の子に、僕はもうあらゆる幻想の羽を束ねて敷き詰めるような恋をしていた。ブログを読んでいて、去年一緒にフジロックに行けなかった人がいて、そのロックフェスの前日になって発作的に彼女のブログにコメントをして、彼女にその日、会った。というより、偶然を期待して出会うことに達した、と書くべきだろうか。下北沢の地下にあるライブハウスの入り口から少し入ったところで、彼女の好きなバンドの前座のバンドを眺めていると、顔立ちの整った女の子がいて、この子が当確の彼女でないとして、僕は仲良くなれればいいや、という半ば勢いで僕たちは話しかけて、話をしているうちに彼女のだと発覚した、という成り行きだった。それで、その女の子にそのライブハウスでのイベントで出会うことができたら(でももし本当に会えるとは思ってなかったんだ)、フジロック参加すると自分に約束していたので、時間差を伴ってそれを果たしたというわけだ。ライブハウスの近くの彼女の友達の家から荷物を運び出すのを手伝って、ローソンでチケットを入手しようとしたけれど、三日間のうちの最初の1日のチケットが売り切れたので、僕は二日目と三日目のチケットを手に入れた。彼女はmixiのコミュニティで知り合った見ず知らずの男の車に乗ってフジロックに行く段取りだったので、彼女と二日目から現地で会おうと約束して下北沢のホームで、彼女は調布方面、僕は渋谷方面、別れて、僕は渋谷に向かった。これで金曜の夜はクラブイベントjazz&jiveに行くことになった。実は土曜は、前にクラブで知り合って、浅からぬ付き合いになっている女性と隅田川の花火退会に行く予定だったし、日曜はこれまたダイアリーノートで知り合っためめちゃん+いしだ三者ミーティングが控えていたのであった。先約を破ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになりつつリスケジューリング。下北沢から渋谷へ瞬く間に到着して、僕は東急東横線に乗り換えず、渋谷の街に繰り出し、繰り出した勢いで押し流され、押し上げられるようにエスカレータを上りtsutaya6階、本とカフェが接合したそこでエスカレータから床に滑り出して顔をあげるとそこにいたのが’元のどか’のモチーフである、その女の子が旦那にケツを触られていた!!!!もう、僕は意識という意識、現実感覚に真実という名の棒を無理矢理さしこまれて、自分を見失ってしまって、僕にできるのはそれをただただ突っ立って眺めているだけしかできなかった。こんなことってありかよ、というのと同時に僕はその場所から立ち去ることだって本当はできたのに、そこにいたまま、それを見ていた。正しい状況説明をする。エスカレータを降りた雑誌を読んでいるあの子がいた、隣には男(後述するが冴えてる男じゃなかった)がいた。そのときその子は僕に気づかなかった。僕は抗いがたい不可解な欲求に突き動かされて、彼女とその旦那を観察するために彼らの後方に移動、なんかスカート越しにケツの穴かその少し先を触っている。僕はまた少し違う斜めの角度から男のほうを見ると、なんていうか、冴えないのだ。良い冴えなさと悪い冴えなさがあるけれど、それは後者であって、圧倒的に後者だった。そして僕は彼らの正面から雑誌を眺めて、彼女は僕を認識して、顔を逸らした。ちなみにこれによく似た現場い立ち会ったことは少なくない(くそったれ)。それで、僕はそのとき、もうその男の冴えなさによって自分の回りのクールに整頓された雑誌、流行にそった綺麗な顔のモデル、それらをまばたきせずに凝視する化粧をし、綺麗な服を着飾った女の子達、男の子達は僕の周辺から急速に流れ去り始めたのだ。その感覚は一生に一度のものだろう。達観なんて生温くて気の抜けた表現ではとても言い表せないような、現実が冷蔵庫の瞬間解凍のコマーシャルのように一瞬で色褪せていったのだ。僕が心の中で、幻想のなかで完璧な顕在をしていた女性は、ただのそこらにいる平凡な女性で、平凡な男を連れていて、彼女の人生はそのレールを変更することもできずに生きていく。そう、僕には分かっていた。十全と理解していた。彼女はその男のことを愛してはいなかった。それは彼女の自己卑下の一環でしかなかった。夢に破れた敗者達が見に擦り付ける自己憐憫の亜種でしかなかった。多くの人達がかわす、上っ面の約束だった。まったく自分の人生に向き合うことができず壊して汚して、二度と使い物にならないようになった、醜い自己憐憫だった。そして、僕は裏切られたことに気づいた。彼女にではない。彼女は最初から、彼女であった。彼女の旦那は彼女の旦那であった。僕を裏切ったのは僕自身だった。うんざりするような紛い物を本当に価値のあるものだと妄想で自分自身を満たしてた男だ。僕も誰かも美しいと思うものは何もかもただの思い込みや勘違いや幻想なのだ。僕は自分の美意識を信頼していた。ただ、それはどこにでもいる女の子の真実を遥かに超えたその姿形をした僕のための偶像でしかなかった。何もかも、美しいと思えるものは、意識を利用した現実には存在しない偶像なのだ。美しい世界といったものは無い。そこにあるのはただの世界だ。流れ去ったあとのその場所で、僕は呆然と立っていると、やがてその何の幻想も既に負ってはいない彼女(彼女の抜け殻とでもいえばいいのか)は、連れているどこにでもいる安っぽい男を連れていなくなった。
日常の色々が凄すぎて圧倒されてる。
自分の妄想力を解放すれば、と考えていたが、それを遥かに超えている。
それが執筆進まない理由にはならないけど、というより、迫り来る現実のネタ群を咬み千切り飲み込むが、消化不良を起こしてる。

わぁー

パーキンソン病

2008年7月24日 日常
パーキンソン病
パーキンソンの法則の罠にかからないようにしなくては!

琴乃のこと

2008年7月23日 日常
出来事がショックすぎて地味にかなり後悔してて、そのせいで琴乃のAVを見たいけど見ない、見たら失った機会の大きさを実感してしまう...と思いつつ見てしまいました。

以下未成年禁止なリンク
(http://www.yourfilehost.com/media.php?cat=video&;file=4562178kotono_01.wmv)

< 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索